webデザインの仕事で使っているツールに「Sketch」というMac用のグラフィックソフトを使っています。
この「Sketch」、Mac用のAppStoreで販売されていたので、購入して使っていたのですが、ごく最近、AppStoreからの販売を撤退してニュースになっていました。
で、いまMacにインストールされている分には、影響はないかなあ、と思っていたのですが、影響大アリでした。ハマりました。
仕事仲間が「Sketch」で作成したデザインファイルを開こうとすると、ぼくの「Sketch」では開けないのです。
原因は「Sketch」のバージョンの差。
ファイルを作成した彼の「Sketch」は最新バージョンで、3.4.3。ぼくのマシンに入っていたのは3.4.2でした。ほんのちょっとだけ古かった。
Unable to Open File
This document was created with a newer version ob Sketch.Please upgrade to the latest version and try again.
ファイルを開こうとしたらこんなエラー。新しいバージョンの「Sketch」で作成したファイルは、少しでも古いバージョンの「Sketch」だと開けないというのです。
だったらバージョンアップすればいいじゃない
そうなんです。そう思ったのですが、どうもうまくいかない。「Sketch」の公式サイトから直接購入したものだとメニューに「Check for update」というのがあって、そこからアップデートできるみたいなのですが、どうもぼくのにはそのメニューが見当たらない。
AppStoreで購入した「Sketch」はどうやら、AppStore経由でないとアップデートできないみたいなのです。
本来ならこの画面の「アップデート利用可能」のところに出てきてほしいところ。でも出てきません。もう、AppStoreでは取り扱いがないので。
なんだこれ、詰んだ??
と思ったのですが、結果的にはうまくいきました。対処法を紹介しておきます。
「Sketch」のサイトへアクセスし、フリートライアル版をダウンロードして、アプリケーションフォルダーへコピー。そして、起動。
すると
「Skecth 3はAppleから撤退したよ、AppStoreで買ったひとは、登録したメールアドレスを送ってね」
みたいなダイアログが出てきます。そこに「Sketch」を購入したAppStoreのメールアドレスを入力します。
これで、インストールした最新の「Sketch」のアプリは、制限なく利用できるようになるみたいです。
また、ここで入力したメールアドレス宛に、「Sketch」のライセンスコードが送られてくるので、きちんと保存しておきましょう。今後、開発環境が変わった際に再インストールする際等に必要になると思います。
ちょっとハマったので、記録として残してみました。どこかの誰かのお役に立てれば幸いです。
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