「ほぼ日刊イトイ新聞」、で5月末から連載されている「みうらじゅんに訊け! 東京編-」。
これまでもなんどもMJこと「みうらじゅん」さんに訊くコーナーがありましたが、毎回めちゃくちゃ面白いんですよ。
で、このコンテンツが面白いのはさておき、たまたま今日発見して、テンションが上がったので紹介させてください。
これ、地味なんですけど、このページをつくったひと、絶対、ねらってるよね。って思いました。
ページのフォントが気になった
今回のコンテンツは、ページのフォントが丸文字になっています。どういう種類のフォントで表示するか、というのは「CSS」というもの設定できるんですね。
ぼくは、ウェブサイトを作ったりする仕事をしているので、なんとなしにこのページは「どういうフォントを指定しているのかなー」ってCSSをチェックしてみたんです。
それがこちら。
この「font-family」というところに、どのフォントで表示しなさいよ、って命令が書いてあるんです。ページを読む人のパソコンやスマホに指定したフォントが入っていない場合もあるので、優先して表示させたいフォントから何種類かを指定しておくのが一般的なんですね。
で、注目すべきが一番最初に書いてある、最優先するフォント。
指定フォントに仕込まれた小ネタ。
指定されているのは、「Jun 201」。
「じゅん」ですよ。
これ、架空のものとかではなくフォントを販売する「モリサワ」の「じゅん」っていう実在するフォントです。
「みうらじゅんに訊け!」だからフォントも「じゅん」なんでしょうね。
多くの読者の環境にはインストールされていないフォントですが、「TypeSquare」という有料のサービスで、「みうらじゅんに訊け!」を「じゅん」というフォントで表示できるように作られています。
これ設定した方、なかなかいい小ネタを仕込みましたねー。おもしろい!
ということで
「みうらじゅんに訊け! 東京編-」は、「じゅん」というフォントで表示する設定が仕込んである、という発見でした。
今日、発見したときには「すごい小ネタ見つけた!!」とテンションが上ったのですが、5月中に発見している先人の方がいらっしゃいました。すごいなー。
ほぼ日のみうらじゅんのページ https://t.co/N1WQfDZTnr 何がアレってフォントがモリサワの「じゅん」なんだよな。
— てもさわ (@6LR61YXJ) May 31, 2017
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