台湾旅行記、ついに三日目の最終日です。
今日こそ台湾の朝食を外食でーー!
と思っていたのですが、疲れていたのか、予定より大きく寝坊してしまいました。
時間節約のため、二日目の朝もホテルで朝食をとりました。
外での朝食は、つぎに台湾に来るときの楽しみに、とっておこう。
朝食をホテルのブッフェで済ませ、そそくさとチェックアウト。
スーツケースを転がしながら、再び台北駅へ。
ちょっとしんどいかな?、と思いつつもスーツケースを持ち運びながら色々まわることに。
心配したのが、帰りの飛行機に遅れること。台北駅構内が広いので、駅構内で荷物を預けたロッカーの場所がわからなくなると焦っちゃうだろうなあ、と。性格的に。
目的地は「猫空」。
今日はどこへ行くかというと、昨日行きそびれてしまった「猫空」。ロープウェーに乗ってみたかったのです。
MRT淡水信義線に乗り込み、大安駅で乗り換え。
MRT文湖線に乗り、動物園前駅というところに下車します。
左へ歩くと猫空のロープウェイ。右へ歩くと、台北市立動物園。まあ、動物園前、という駅なのでそりゃそうだ。
そういえば、台湾MRTの「出口」表示のタイポグラフィデザイン。
これ、たびたび見かけたんですが、よくできてるなあ、と気に入ってしまいました。よくない?
さて、動物園駅を出るとこんな風景。
ロープウェイ乗り場までは、10分くらい歩きます。動物園がそばにあるので、動物に関するものを道すがら色々見つけながら歩いていきました。
しばらく歩くと見えてきましたよ、ロープウェイが。
ちなみに、ロープウェイの駅はこっちの建物。
チケット売り場に人が並んでいましたが、交通系ICカードを持っている人は、チケット不要でした。右の入口からすいすいと駅へ登っていきました。
上についたら、すごく並んでいます。
通常のゴンドラの「一般車廂」と「水晶車廂」の2種類のゴンドラがありました。料金は同じっぽいですが「水晶車廂」の方は、床が透明になっていてより長めが良いみたいです。
乗りたいゴンドラ並ぶ列が違うのですが、やっぱり迫力ある方がいいでしょ、と「水晶車廂」をチョイス。
が、10分経ってもぜんぜん列が進まない。なんだこれは。
一方、「一般車廂」の列は、スイスイと進んでる、これは残りの台湾での行動時間を考えるとこっちに乗るべきだな、と判断して、「一般車廂」に並び直しました。
こちらは本当に列がスイスイ進む。すぐに乗れました。待ち時間を考えると、「水晶車廂」はまったくオススメできませんね。
ロープウェイのゴンドラは一機につき、8人乗りだそうで、順番が来たら他のお客さんと相乗りになることがほとんどです。
ぼくは、インドネシアからの男女5人と相乗りになりました。ムスリムの女性がかぶるヒジャブでしたっけ?なんかオシャレでカラフルだし、めちゃめちゃ自撮りしまくってるし、なかなか衝撃的でした。てっきり自撮りNGなのかと勘違いしてましたが、流行ってるみたいですね。
ロープウェイからの眺めはというと、なかなか迫力あります。速度は早いのか、遅いのかよくわかりませんでした。高さはあるけど怖くはなかったです。
景色を見渡しながらののんびり空中散歩、気持ち良いー。
ロープェイは、終点の猫空駅まではいくつかの駅に停車します。途中で降りたり乗ったりもできますが、今回は猫空へ直行。
しばしの空中散歩の後、猫空へ到着しました。今日も暑い!
猫空駅周辺は坂なのでズルズルとスーツケースを引きずりながら登って行きました。
こんなカフェもありました。この眺めでのカフェ、めっちゃ気持ち良さそうだなー。
猫のマークがカワイイお茶屋さん。あとでまた来ようかな。
茶ーハンとの遭遇。
ぶらぶら散歩していると、ちょうどランチタイムになったので、適当なお茶屋さんでお昼ごはんを。
「阿義師的大茶壺」というところに入りました。
なんか景色がめちゃめちゃ良さそうじゃないですか。
ランチタイムで、そこそこお客さんが入っていました。
お店の方に、窓際に行きたいとiliで伝えたのですが
窓側は全部埋まっていて、入り口の席で我慢することになりました。まあ、時間ないし仕方ないね。
メニューを見て気になった、チャーハンとワラビの炒め物を注文。
お茶をいただきながら、食事の到着を待ってたら、まもなくして到着。
ワラビとピーナッツの炒め物。すっぱめの味付けで、さっぱりして美味しかった!
こっちは炒飯。なんだけど、ちょっと苦味のある、新鮮な味わい。
というのも、お茶っ葉を混ぜて炒めてあるんですね。大人な味で、とても美味しかった。
勝手に「茶ーハン」と呼ぶことにしました。自分でも作ってみようかな!
茶ーハンが100元、ワラビの炒めもの180元と合計日本円で1,000円くらいで、とても安かったです。観光地価格とかあんまりないんですかね。
ごちそうさまでした!
プレゼント?それとも自分用?
帰りの飛行機までの時間も残り少なくなってきたので、先程見つけた猫のお茶屋さんに立ち寄ることに。
iliを使ってコミュニケーションをとるぞ、と試みます。
買うのは無事に買えたんですが、お金を払った後に、お店の方が何か言っているんだけど理解できず戸惑いました。
とっさに英語で「I d’ont know.」と言ったら、向こうも英語で話しはじめ、「これはプレゼントにするのか?自分用にするのか」、という話ということがわかりました。ぼくは英語も中国語もできないけれど「プレゼント」くらいはわかります。
「プレゼント」と伝えると、ギフト用に包装してくれました。
iliでの翻訳やジェスチャーを使えば、こちらの意思を伝えることはわりと容易です。しかし、相手が中国語や英語で話してくると、それを聞き取って理解することができないと、けっこう困ることはあるなあ、と感じました。
この点は、iliの双方向翻訳が実現してくれると、もっと良くなりそうですね。
猫空から空港へ
帰りのロープウェイは、中国人と思われる親子が母と息子で乗ってきました。帰りの方がロープウェイは空いていたかな。
行きは6人ずつくらいで乗車させられていたのが、帰りは2~3人ずつ案内されていました。
道中、すれ違うロープウェイを眺めていたのですが、「水晶車廂」の方は一回もすれ違わなかった気がします。これは乗るのに時間かかるわけですね・・・
帰りに気がついたんですが、このロープウェイ乗り場「動物園駅」には、コインロッカーがありました。
正面からだとわからなかったなあ。
ここはコンパクトな駅で、ロッカーの場所がわからなくなることはなさそうなので、利用すればよかったかな。
さて、時間がだいぶなくなってきたので空港へ急ぎます。
と、いうのも出国の審査があるので、不安だったんですよ。はじめてきたし。
地下鉄で動物園前→大安→台北、と乗り継いで「桃園空港」へ。
出国の手続きは、入国審査よりも全然並んでなくて、スムーズでした。
が、ここでミスったことが一つ。台湾のお金を両替するのを忘れてた。
出国審査を通ると、両替所があるエリアにはもう戻れないので、あきらめて日本で両替することにしました。
まあ、手元にあるお金でお土産を買ったり、牛肉麺食べたりしました。牛肉麺のセットも230元、空港の食事も安いですね。
で、成田空港まで、約3時間半のフライトです。iPhoneに入れてた動画で空の上でも退屈せずに帰ってきました。
日本へ帰国!しての失敗。
成田空港についたら、入国審査と、税関。あれこれ聞かれるんじゃないかと思っていたのですが、荷物これだけですか?と聞かれるくらいでスムーズに通行。あっけなかった。
ただ、失敗したことが2つ。
台湾で購入した3日使い放題のSIMをSIMフリーのiPhoneに入れて使っていたのですが、日本に帰ってくるとこのままでは通信ができないんですね。
なら、すぐSIMを差し替えればいいでしょ、という話なんですがiPhoneは、SIMスロットを引き出すのにピンがいるんですよ。
しかし、この旅行に持ってきておらず、SIMカードの差し替えができない!
これだと自宅までの路線検索とかもできないですからね。こまったな。
ただ、幸いなことに電車の駅の通路で、偶然SIMの入れ替えをされている方がいたので、声をかけてSIMピンをお借りし、ことなきを得ました。
最初にSIMを購入したときに、言っておけば貰えたりしたのかな?
もう1つの失敗は、飛行機の中に、上着のシャツを忘れてしまったこと。たぶん、うとうとしたときに、足元に落としちゃったんだろうなあ。
これももう飛行機を降りた後は後戻りできないため、気温10度という寒空の東京の夜道をTシャツ一枚でとぼとぼと帰ることに。
4月上旬で、コート着てる人とかもいる中、あいつ大丈夫かみたいな寒い視線を感じながら、寒い夜道を帰りました。
ということで
台湾旅行記3日目、無事に東京に帰ってこれました。
旅行記は以上です。
はじめての海外で不安もいっぱいだったんですが、iliがあることで、かなりの安心感を持って旅に出ることができました。
実際に行ったら、台北は日本語が通じるところが多い、というのもあって、充実した2泊3日の旅を送ってきましたよ。
行き足りない場所なんかもあったので、また機会をつくって遊びに行きたいなあ。たのしかった!
あと、iliの双方向翻訳、とても期待しています。
ログバーさん、ぜひよろしくおねがいいたしますね。
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