「レビューズ」経由で、ソフトバンクコマース&サービス株式会社さんより、「Livescribe 3(ライブスクライブ)」をサンプリングでいただきました。
専用のノートに書いたものが、即座にスマートフォンやタブレットに転送されるというペンです。
「Livesribe 3」いただいたものは、このセット。
中を開けてみると、ペンが1本と、専用のノートが1冊入っていました。
普通のボールペンと比べると一回り大きいくらいのサイズ。
紙に文字が書けるように、ボールペンになっています。インクがなくなったら、専用のものを買って付け替えることができるみたいです。
ペンの状態は、LEDで確認できます。電池残量が少ないと黄色に3回点滅するそうです。
ノートは罫線の入ったページが50ページ。写真ではわかりませんが、よく見ると細かなドットがたくさん書いてあって、特殊なノート感があります。それのそのはず、名前が「DOT NOTE(ドットノート)」でした。
この「Livescrive3」を使うためには、スマートフォンやタブレットに、「Livescribe+」というアプリをインストールする必要があります。iPhone向け、Android向けにそれぞれ用意されていますが、ぼくは今回、Androidのスマートフォン、「ARROWS NX F-04G」にアプリをインストールして使ってみることにしました。
[iPhone向けアプリ]
Livescribe+ – Livescribe Inc.
[Android向けアプリ]
Livescribe+ – Google Play の Android アプリ
接続はBluetoothで行うのでスマホ側のBluetoothをオンにしてスタートです。
さっそく使ってみる
ペンの真ん中の部分をひねると電源が入ってペンとアプリが接続されます。あとは、専用のノート(ドットノート)に文字などを書いていくだけ。
すると、書いた文字が、ほぼリアルタイムと行っていいくらいの速度でノートに表示されていきます。はじめての瞬間はその気持ちよさにけっこう感動します。どんな感じか、試し書きした様子を動画に撮ってみました。
メモをしたノートのページ
これが、スマホの画面だと
こんな感じになります。ほぼ書いたまんま。
見てお分かりの通り、文字だけではなく図やイラスト等も同様に転送されます。ペンタイプも一種類、カラーも黒一色しかつかえないという制限はありますが、パソコンで扱うラクガキとかイラストの下描きにもよさそうです。
テキストもデジタルデータに変換
メモをしたテキストについては、アプリから時系列でこのように確認することができます。
該当の箇所をスワイプすれば、画像である文字データをテキストに変換することもできます。写真だと水色になっている部分です。変換を前提にするなら文字は丁寧に書く必要はありそうですけどね。とはいえ、手書きのメモから、パソコンでコピペなどで使えるデータにできるのは、仕事のプレゼンやレポートの資料だったり、ブログを書いたりするのにも便利です。
ノートのボタンで録音できる
おもしろいなあ、と思ったのは、ノートのページの左下の方にある、ボタン。
これ、ペン先でコツンとタップすると、その場の音声を録音することができるんです。会議などで「Livescribe 3」を使ってメモをとっている時なんかに便利そうですね。録音開始、一時停止、再生、などスマホを触らずにアプリを操作することができます。録音はペン自体ではなくて、接続したスマートフォンで行われるので、ペンで文字を書く際の音などは入りづらいようです。
「Livescribe 3」でつくったメモは、他のアプリ等に共有することもかんたんにできます。アプリ画面の右上の共有の部分から、Evernoteに保存してみました。その他メールで送信したり、ストレージサービスなどに保存したりしておけば、パソコンからでも利用しやすくてよいです。
使ってみた感想
最近は、紙でできている本や、書類をスキャナーで取り込んで電子化したりする方も多いと思います。メモを取ったノートなども、共有するのに写真を撮ったりスキャナで取り込んだりする方もいますが、そのスキャンするという手間を省いてくれるのが良いですね。
普通のノートに比べると当然かもしれませんが、Livescribeの専用ノートは少し割高(A5サイズで1冊700円くらい?)なので、もう少し安ければ、コストを気にせずじゃんじゃんページを使えるなー、というのが気になったところです。
そういう人のためか、ドットペーパーのデータをダウンロードして、高精細なプリンターで自分で印刷して使うこともできるみたいです。
Q.Livescribe 3 スマートペンで使用するための Livescribe ドット ペーパーを自分で印刷できますか?
A.できます。 Livescribe ドット ペーパーは自分で印刷できます。このためには、Adobe PostScript 互換の、印刷解像度が 600 dpi 以上のカラー レーザー プリンターが必要になります。 ご自分で印刷したページは、他の Livescribe ドット ペーパーとまったく同じように Livescribe 3 スマートペンで機能します。
会議や打ち合わせなどでメモをとる、という点では、パソコンのキーボードで入力したほうが早かったりするのですが、図やイラスト等もあわせて手軽に保存、共有までが楽にできるのが良いなあ、と思いました。手でメモを取りながら大事なところは録音もできますからね。大学の講義のノートをとったりとか、セミナーを受講するときに大活躍しそうです。ぼくは今後、ブロガーイベントなどで使ってみたいなあと思います。
この「Livescrive 3」、おもしろいとおもった方は、ぜひ製品のサイトにて詳細をチェックしてみてくださいね。
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