AMNのキャンペーンに当選して、ミュージカル「ZANNA ザナ 〜a musical fairy tale〜」の舞台通し稽古(ゲネプロ)を観てきました。
舞台通し稽古(ゲネプロ)ということで、稽古と名前に入っていますが、本番通りに最初から最後までお客さんを客席に入れて演じる、本番さながらの稽古です。
ほぼ本番みたいなものだと思います。
日比谷シアタークリエで上演。
場所は、日比谷シアタークリエ。
Cafe&Meal MUJIの入っている建物の1階が入り口です。
今回の舞台通し稽古も本番と同じここであります。
「ZANNA ザナ 〜a musical fairy tale〜」って
さて、この「ZANNA ザナ 〜a musical fairy tale〜」は、2002年に初演のオフ・ブロードウェイミュージカルで、世界各地で上演される作品だそうです。今回、日本版をやるのははじめてとのこと。
どんな作品かかんたんに説明すると、同性同士が愛しあうのが当然、異性のカップルが蔑まれる、という世界観の街を舞台に、そこでくらす高校生たちの恋愛模様などを描いたミュージカルです。
上演時間は約1時間50分。本番さながらの舞台を、じっくり楽しんできました。
上木彩矢さんがロックだった
キャストの中で、ロバータを演じる上木彩矢さんが、役も歌声も、なかなかロックな感じでした。
というか、ぼくの中の上木彩矢さんは、役者ではなく、かっこいい曲を歌っている女性ロックシンガーのイメージなので、役者もやられていたのをはじめて知ってびっくり。
ゲーム『428 〜封鎖された渋谷で〜』のテーマソング「世界はそれでも変わりはしない」とか、B’zの「ピエロ」のカバーとか好きです。これ文章書きながら思ったのですが、「世界はそれでも変わりはしない」って偶然ですが意味深です。
ねんざブログ的ZANNAのみどころ
ネタばれにならないように、ストーリーの本筋とはあまり関係ないけどぼくが「お!」とおもったところをいくつか。
劇中の「メカ牛」が卑猥
ミュージカルのテーマがテーマなので、狙っての演出かもしれないけど、狙ってないかもしれない。
でもぼくにはちょっとそう見えた。劇中に出てくる、「メカ牛」のカタチがアレっぽかった。
女子がまたがってロデオ、というのも川崎の「かなまら祭り」を連想してしまった。
ZANNA役の田中ロウマさんが、クリス松村さん
に見えました。
サイトの写真だとそうでもないけど、動いている姿とかしぐさとかクリス松村さんっぽかった。
腕とか筋肉隆々でかっこよかった。
スティーブ役の渡部豪太さんは、やっぱりトシちゃん
に見えました。たのきんトリオのときのパーマあててるトシちゃんです。
わりとよく言われていることみたいですが、「ああ、似てる」と思いました。
「ミロ」飲みすぎ
Webサイトの用語説明にも出てくるのですが、劇中でやたらと「ミロ」が出てきて笑ってしまいました。
まあ、高校が舞台だからアルコール、というわけにはいかないか。
しかし、こんなに「ミロ」を飲む舞台があっただろうか。
そして十数年ぶりにミロを飲んでみたくなりました。
全体的に、出演されている皆さんの歌唱、ダンス、演技、かなり迫力があり圧倒されました。
これは劇場に足を運んでみないと伝わらない部分ですね。
観劇してどうだったか、というと「すごくよかった」です。
噂通りのキュートでポップな、そしてメッセージも秘めた、ミュージカルでした。
公演期間が2/18〜2/23のわずか6日間だけなので、興味のある方はお早めに足をお運びくださいませ。
特に学生のみなさんには、学割もあるみたいですよ。
コメント