AirPods Pro を使っているときに、iPhone にLINEが届いたりすると、こんな風に Siri が話しかけてくることがあります。
自宅にいるときならまだしも、電車に乗っているときなんかは「はい、読み上げてください」と返事するのも憚られます。
なので、完全に無視していたんですが、これ、普通に「はい」「うんうん」と声を出さずとも、うなずくジェスチャーをすることで、iPhone の Siri に「はい」という意思を伝えることができるんですね。
最近ようやく知りました。
「はい」という肯定の意思表示をしたいときは、縦に首をふる。
「いいえ」という否定の意思表示をしたいときは、横に首をふる。
それだけです。(否定、の意思表示はなかなかする機会もないかもしれませんが)
頭部のジェスチャー機能は、AirPods Pro 2 または AirPods 4 限定。
実は、この頭でのジェスチャー機能、AirPods Pro 2または AirPods 4を装着しているときに働く機能なんだそう。
ぼくの愛用している AirPods Pro は、第2世代だったので、ちょうどこの機能に対応していました。
冒頭で書いたように、電車の中などで、Siri に返事ができないのに「読み上げますか?」などと言われることが何度もあったので、これからはこの機能を使っていきたいと思います。
「頭のジェスチャ」をオンにする方法
iPhone を使っている場合は、AirPods Pro 2 または Air Pods 4 を装着して、iPhone の「設定」アプリを開きます。
「設定」>「[お使いのAirPods]」>「頭のジェスチャ」
の順に選択し、「頭のジェスチャ」をオンにすればOKです。
デフォルトでは、頭を上下に動かす、うなずく動作をすると「承認、応答」、左右に首をふると「拒否、閉じる」というジェスチャー操作が割り当てられています。操作のカスタマイズはできますが、デフォルトの状態が直感的で自然な動作なので、これはこのままの設定が良いでしょうね。
そもそも通知を読み上げてほしくない場合
「頭のジェスチャ」で応答するのは、けっこう面白いなあと思ったのですが、そもそも AirPods Pro などを装着しているときに、通知の読み上げをしてほしくない方もいると思います。
ぼく自身も iPhone で音楽や ラジオ番組を聴いている際に、ボリュームが突然小さくなって、LINEなどの通知を読み上げられるのが嫌だなと感じたことがあります。
そういう方は、通知の読み上げをオフにしてしまいましょう。
「設定」>「通知」>「通知の読み上げ」
の項目に進むと、「通知の読み上げ」または「ヘッドフォン」の項目をオフにできます。
まとめ:頭のジェスチャは面白いけど、通知の読み上げは不要かも。
この記事では、AirPods Pro などを使用しているときに、「長い通知があります。読み上げますか?」などと Siri に話しかけられて困っている場合は、頭のジェスチャを使って応答したり、通知の読み上げを設定でオフにする設定についてご紹介しました。
ぼく自身の好みとしては、頭のジェスチャで操作するのは最初は「おおっ!?」と驚きましたが、そもそもイヤフォンをしている際に、音で通知を読み上げてくれる機能は自分には不要だな、邪魔だなと感じたので「通知の読み上げ」はオフにしました。
AirPods Pro 2 または、AirPods 4 をお使いのみなさんも、ご自身の好みに合わせて設定を見直してみてくださいね。
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