書籍「マンガでわかる管理会計:はじめてでもわかる儲けのからくり」を税理士の原尚美先生より献本いただいたので、読んでみました。
ぼくはそもそも「管理会計」という単語自体きいたことがなかったんですが、本書を読んでみたら「なるほどなー」というくらいには理解できました。
この記事では、「マンガでわかる管理会計:はじめてでもわかる儲けのからくり」の紹介、ぼくの感想をまとめておきます。
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「管理会計」ってなに?
ぼくもそうでしたが「管理会計」という単語自体が何なのかわからない方も多いかもしれません。
一般的には「会計」というと簿記だったりとか会社の取引をまとめて帳簿をつけたりする「財務会計」を指すそうです。ぼくもそういうイメージでした。
そうではなく、本書でいう「管理会計」というのは、「経営者やリーダーのための意思決定のツール」のこと。
会社などを経営していく中では、Aを売るべきかBを売るべきか、はたまた商品の値下げをするべきか、などといった選択肢に直面することがあります。
そういった場面でどの選択肢が最善なのか、選ぶためのツールが「管理会計」の考え方なんだそうです。
「マンガでわかる管理会計」について
本書「マンガでわかる管理会計:はじめてでもわかる儲けのからくり」では、書名の通り、マンガで管理会計の考え方を学んでいくことができます。
「コロナ自粛」のため経営難に陥った和菓子会社社長のお父さんを助けるべく、娘の桃子さんが会計士の鮎川さんに相談しながら「管理会計」を学んでいくストーリーです。
マンガで展開されるストーリーではありますが、ぼくは知らない言葉がけっこう出てきたので、さくさく読めるというよりは、じっくり考えながら勉強できる、という感じの印象を持ちました。
はじめての「管理会計」の学習だったのですが、マンガだとやはり最初の一歩として踏み出しやすいですね。
少しだけワークショップの問題も用意されていて、自分の理解度を確認しながら読みすすめることができました。
「マンガでわかる管理会計」を読んだ感想
ぼく自身はウェブの制作をメインにフリーランスで個人で働いているので直接「管理会計」を使う場面は少なそうです。
今後、何か新しいビジネスを行ったり経営に参画する機会があれば、「管理会計」の考え方が役に立つんだろうなあ、というのは本書を読んで感じたので、今回「管理会計」について知ることができてよかったです。
自身で会社を経営している方、経営に携わっている方、この「マンガでわかる管理会計:はじめてでもわかる儲けのからくり」に興味があれば、AmazonでKindle版が試し読みできるので、まずはそちらを覗いてみてもよいかもしれません。
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