ともだちに誘われて、神奈川県の三崎港へ遊びに行ってきました。この三崎港、まぐろが有名なんだそうです。
今回利用したのは、京急が販売する「みさきまぐろきっぷ」。これを買うと、
・品川駅から三崎港までの往復の鉄道・バスに乗れる(品川駅から三崎口まで電車の運賃は往復1,800円くらい。+ バスの往復運賃。)
・提携店舗での「まぐろ料理」が食べられる(1,500円くらいのメニュー?)
・レジャー施設の利用ができる(1000~1,500円くらい?)
こんな感じのおトクな切符なんだそうです。
まぐろを食べるお店や利用するレジャー施設は、決められた店舗から好きなのに行く感じです。レジャー施設は、温泉だったり、サイクリングだったり、水族館だったりといろいろあります。
京急品川駅へ
当日は、品川駅に集合して、まず切符を買うところから。
facebookのイベントページであれこれやりとりしてて、遅刻する人も出ましたが、語尾に「~まぐろ。」とつける謎のルールが発生。参加者のマグレッシブさが伝わるでしょうか。
券売機で買うとちょっと分かりづらかったですが、「きっぷ」→「おとくなきっぷ」とえらぶと「みさきまぐろきっぷ」が出てきます。3,060円。
乗車券に、まぐろ食事券、施設利用券、の3枚の切符がついてきます。なくさないように注意しましょう。
京急に乗って「三崎口駅」を目指す
京浜急行の三崎口行きの快特に乗り込みました。
品川駅から三崎口駅までは、快特で10駅。約70分の小旅行です。
快特はわりとビュンビュンとばして気持ちいいです。先頭車両に乗るの楽しい。
建物の切れ目から、海が見えてきてテンション上がる面々。うわー、きたぞー。
まぐろの街に、到着!
京急の「三崎口」駅につきました。まぐろの街にやってきたぞ!!
駅のおみやげ屋さんもまぐろが売ってる。さすが、まぐろの街!
バスで港へ向かう
駅前からバスに乗って、港(三崎港)へ向かいますよ!駅前にセブンあるのも便利。
バスは、乗る前に整理券を受け取り、降りる際に支払う後払い方式。「みさきまぐろきっぷ」の人は、降りる際に整理券を
運賃箱に投入し、運転手さんに「みさきまぐろきっぷ」の乗車券を見せればOKのようです。
しかし、バスの中は、なぜかガラガラでした。13時過ぎくらいですが、この時間に港へ向かう人は少ないのかな。
バスの中から見える、はじめての街の風景を楽しみながら進んでいきます。
なぜか「キター!」と壁に書かれた家があったり。
「え!?八百長???」ってなったんですが、「八百辰(やおたつ)」というやおやさんのトラックのようです。
「くろば亭」にまぐろを食べに行こう
そんなこんなで三崎港の停留所で下車。「くろば亭」というお店にまぐろを食べに行こう、ということになりテクテクと歩いていきます。
知らない街を散策するのはたのしい!
「充電食堂 まったり庵」。気になりすぎます。
めっちゃインパクトある、KEY COFFEEのお店。
中華料理だけど、ポパイ。ほうれん草ラーメンとかあるんでしょうか。
港町らしく、道に魚が干してあったりします。
泥棒ネコに遭遇しました。
「みうら映画舎」。このエリアはけっこう映画やテレビのロケがあるそうで、そういう展示がたくさんありました。「時効警察」とか。中は撮影禁止ですが無料で見学できます。
レトロな雰囲気ただよう「三崎昭和館」。
昭和の家庭を再現した展示がたくさん。寄り道しすぎました。
「くろば亭」に到着
ようやくたどり着いた「くろば亭」。「ガリタ食堂」なんかでも取り上げられたりした人気店舗なんだそうです。
伊勢エビ・サザエの店頭販売も。
「ダンボール水族館」と名付けられて魚が並べられていました。
クラゲが、ショックを受けたハウルみたいになってました。
お店の2階に案内されました。これは片付け途中の光景ですが、実家の座敷感がハンパないです。落ち着く!
「みさきまぐろきっぷ」で食べられるメニューはこちらの三種類から。「まぐろ漬け天丼」と「まぐろカルビ焼肉定食」を注文しました。いずれも通常価格は1,575円。これが「みさきまぐろきっぷ」のお食事券と引き換えに注文できます。
「まぐろ」と「ビール」と「生しらす」
ただ、せっかくまぐろ食べにきたし、ビールとかお刺し身とか欲しいよね、ってことで、ビールに、まぐろ盛り合わせと生しらす、まぐろのワタを追加オーダー。ちょっと食べ過ぎ感あるけど、まあいいか。
まぐろのワタ。柔らかくて、思ったより苦くない。独特の触感が面白いです。
刺盛りは通常3枚ずつだそうですが、人数分出していただきました。赤身にバチマグロ、ビンチョウマグロの大トロ、中トロ。中トロ、大トロは脂たっぷりでとろけるとろける!赤身も筋がなくて柔らかくてとってもおいしい!やっぱ新鮮だからかなー。
生しらすもポン酢でチュルチュルっと。苦味もなくあっさりしていておいしい!
まぐろカルビ焼肉定食。ごはん、お味噌汁、お漬物、まぐろの刺身付き。甘辛いタレで味付けされた肉厚のマグロを頂きます。
これ、本当にカルビだ。肉だ。焼肉を食べているようなジューシーなマグロ。
オンザライスで白飯もどんどこ進みます。
こちらは、まぐろの漬けトロ天丼。
漬けマグロ丼なだけじゃなく
まぐろのトロをタレに漬け込んで串に刺して天ぷらにしたのがご飯の上に2本。これもまちがいない。
サックサクにあがったマグロの天ぷら、絶品です!
くろば亭で絶品まぐろ料理を楽しんだあとは、港の方へテクテクと。
「にじいろさかな号」に乗ろう
港で乗船できる「にじいろさかな号」にやって来ました。施設利用券をこの乗船券に引き換えます。通常価格は、1,200円だとか。乗船時間まではけっこう時間があったので、港近くにある「産直センターうらり」をぶらっとのぞいてみることに。
市場みたいな感じで、まぐろやその他、魚介や加工食品がいろいろと売っています。見てるだけで楽しいのですが、けっこうお店の方の押しが強いので、うっかりたくさん買っちゃいそうになるので注意。
ぼくも売ってたお菓子が気になったので買っちゃいました。
マドレーヌにまぐろをいれちゃったから、「マグレーヌ」。どうしてこうなった。
マグレーヌ、三崎港名物らしいです。普通のマドレーヌっぽいけど
中にはしっかりとマグロのそぼろが入ってる。うん、普通においしかったけど、マドレーヌのままでいいかな。
他のメンバーは、まぐろコロッケとかまぐろ串焼きとか食べたり、思い思いにまぐろを楽しんでいました。
そうこうしているうちに、「にじいろさかな号」の乗船時間に。この黄色いのが「にじいろさかな号」です。
乗り込んだら、10分ほど沖へ向かって移動してとまります。とまったら、甲板から船の下の層へ降りてって、ガラス張りの窓から魚たちを眺める、というレジャーです。
カモメと夕日と「にじいろさかな号」
こんな感じでガンガンすすみます。風が気持ちいい!
船で進んでいると、カモメなどの海鳥たちがたくさん平行して飛んできます。
船内には50円でかっぱえびせんみたいな「鳥の餌」が販売されていて、それを船の外に向かって投げるとカモメたちがパクっと加える、というような遊びができます。さかなよりも鳥との戯れがメインなんじゃないか、というくらいお客さんたちはカモメたちとのコミュニケーションを楽しんでいます。
船が停止したら、船の下の海へ。こんな感じの船内。
ガラスの外にサカナたちがたくさん!水が濁っているのか、ガラスがよごれているのか、あまりクリアには見えませんが、かなりの数の魚が泳いでいる姿は迫力がありました。お子さんとかも大喜び。
船の帰りは、ちょうど日暮れ時でめちゃめちゃキレイでした。
いやー、あっという間だったなあ。
帰ります
「三崎港」から「三崎口駅」まで帰りもバスで。ガラガラだった行きと違って、帰りはバスが超満員でたいへんでした。スケジュールは余裕持ったほうが良さそうです。
一日遊んだ結果、「みさきまぐろきっぷ」以外にも買い食いしたり、ビールのんだりしましたが、トータルで5,000円いかなかったので、かなり満足できました。安い!!
提携店舗により、ランチビールなども含まれるところもあるようなので、まわり方によっては「3,060円」以上使わなくて済ますこともできそうです。
「みさきまぐろきっぷ」、ぼくたちがまわったコース以外にも、いろいろなお店や施設が用意されています。気になった方は、ぜひwebサイトをチェックして行ってみてください。安いし。超良かったですよ。
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