イヤホン専門ブランドとして定評のあるSOUNDPEATSから「Space Pro」というワイヤレスヘッドホンが登場しています。

一足先に試す機会をいただいたのですが、これがですね、普通にめちゃくちゃ良かったです!
Amazonプライムデーのセールや、配布されている割引クーポンを使うと、タイミングによっては6,000円台で買えるんですが、その価格でこの完成度のヘッドホンが手に入るなら、ちょっと本気で「買い」かもしれないなと思いました。

というわけでこの記事では、SOUNDPEATS「Space Pro」のレビュー、使用感を、ざっくりとお届けします。
ちょっとでも製品の雰囲気が伝わればうれしいです。
SOUNDPEATS「Space Pro」はこんなワイヤレスヘッドホン!

「Space Pro」は、日本では2025年7月8日に発売になったばかりの、ACN(アクティブノイズキャンセリング機能)のついたワイヤレスヘッドホンです。

ワイヤレスヘッドホンなので、スマホやパソコンとBluetoothで接続して使うタイプのヘッドホンで、主な特徴としては以下のような感じです。

・40mm径ダイナミックドライバー、10mm径ダイナミックドライバーのデュアルダイナミックドライバーを採用
・有線/無線両対応のHi-Res認証・LDAC対応
・最大151時間連続再生(ANC OFF時)
・急速充電対応
・有線/無線両対応のHi-Res認証・LDAC対応
スペックを見た際に、価格の割になかなか良さそうだなとは思ったんですが、実際に「Space Pro」を使ってみると使い心地もかなり良かったです!
SOUNDPEATS「Space Pro」の梱包物一覧

パッケージの中身はシンプルで、箱を開けると、どーんとヘッドホン本体のが入っています。

この下に小さな箱が入っていて、付属品一式が入っていました。

中身はこんな感じです。
【SOUNDPEATS Space Pro】同梱品一覧
・ヘッドホン本体
・PEATS君のステッカー
・説明書(アプリ向けの説明書、取扱説明ガイド)
・充電用USBケーブル(USB Type-C to Type-C)
・オーディオケーブル
・ポーチ

ヘッドホン本体の充電用には、USB Type-Cのケーブルが一本。充電器自体は付属しません。

3.5mm端子のオーディオケーブルが1本ついていました。「Space Pro」本体に接続すると、有線接続でも音楽を楽しむことができます。
より安定した良い音で聴きたい方やは有線接続できるのはうれしいですね。
ヘッドホンの充電が切れてしまったときにも役に立ちそうかな、と思いましたが、「Space Pro」は急速充電に対応していて、5分充電するだけで最大4時間の音楽再生ができるそうなので、バッテリー切れでのオーディオケーブルの出番はあまりなさそうかな?
見た目も◎。シンプルで安っぽくない。
「Space Pro」の外観の写真を何枚か貼っておきます。

提供してもらったのは「ブラック」のカラーです。シンプルでかっこいい。

ハウジングの外側には、左右両方ともSOUNDPEATSのロゴが。主張しすぎず、悪目立ちしないデザインが良さげです。

ハウジング部分はこんな感じでくるっと回ったり、

こういう風に折りたたむことができるので、持ち運びにも便利です。

イヤーパッドの内側には「L」「R」の表示で、左右もわかりやすいです。

イヤーパッドもバンドも装着感の良い素材で耳も疲れにくいと感じました。

バンド部分は、こんな感じで伸ばしてサイズ調整が可能です。

右耳のハウジング部分には、音量キー、電源、ヘッドホンケーブルの入力端子があります。

こちらも右耳で、逆から見たところ。マイクがあります。

左側のハウジングには、モード切替のボタンと、充電用のUSB-C端子があります。
「Space Pro」のデザインはクセがなくて、シンプルで使いやすい印象です。質感も安っぽくなく、マットな素材感が好印象です。
「Space Pro」を実際に使ってみた感想!
予想以上に効く!ノイズキャンセリング機能が便利◎
「Space Pro」を使ってみて、まず驚いたのが、アクティブノイズキャンセリング機能の効果。
7,000円〜9,000円クラスのヘッドホンなのでと、高を括っていたんですが、いい意味で期待を裏切られました。
エアコンの音、食洗機、洗濯機の音など、部屋の中の生活ノイズがかなり軽減されて、仕事などに集中しやすくなります。スペックとしては、最大47dBのノイズキャンセリング機能だそうです。
電車など移動中での使い心地はまだ試せてはいませんが、使ってみるのが楽しみです。
周囲の音を取り込む外音取り込み(パススルー)モードにも、ボタン一つですぐ切り替えることができます。宅配や来客があるとわかっている場合なんかには、パススルーモードにしておけば、すぐに反応できて良いと思いました。
ボタン操作が快適!(個人的にかなり推しポイント)

最近のヘッドホンって、タッチ操作式のものが増えていますが、個人的には苦手なんです。
誤操作も起きやすいし、慣れるまでは結構ストレスなんですよね。
その点、「Space Pro」は物理ボタンをしっかり配置してくれているのがありがたい。
押した感触もわかりやすくて、再生/停止、曲送り、モード切り替えなどが直感的に操作できます。
装着感もバッチリで、疲れにくい。
ぼくは頭が大きめで、ヘッドホンを長時間つけていてると耳や頭が痛くなることがあるんですが、「Space Pro」は、長時間つけていてもぜんぜん疲れませんでした。
最初に装着したときは、締め付け、側圧は強めなのかな、と感じたので、2~3時間もすれば痛くなるかな、と思ってたんですが、着け心地がすごく良くてまったく平気でした。「Space Pro」は、ぼくにとって非常に装着感の良いヘッドホンでした。
音がふつうにめちゃくちゃ良い!
これ、「Space Pro」の価格を考えるとかなり驚いたポイントですね。
中低音域を担当する40mm径ダイナミックドライバーと、高音域を担当する10mm径ダイナミックドライバーのデュアルダイナミックドライバーを採用採用しているだけあって、いろんな音をかなりしっかりと鳴らしてくれます。
高音・中音・低音のバランスがよく、ボーカルがしっかり前に出てくるし、低音も輪郭がはっきりしていて気持ちよく響いてくれると感じました。

SOUNDPEATSの専用アプリ「PeatsAudio」を使うと、EQ(イコライザー)の調整や聴力に合わせたパーソナライズも可能です。

ぼくは「低音を強く」のプリセットが好みだったんですが、これで調節するとかなり良いです。

普段は音楽鑑賞にBOSE の「QuietComfort Ultra Headphones」という5万円クラスのヘッドホンを愛用していているんですが、「Space Pro」も、それに負けないくらいの迫力のある音が楽しめたことにびっくりしました!
3Dオーディオは非搭載。でもそれで十分!
「Space Pro」には、空間オーディオや3Dオーディオ機能のようなものは搭載されていませんが、それを差し引いてもこの価格帯でこれだけ音質・ノイキャン・操作性が揃っていれば十分でしょう。
タッチ式の操作ではない、というのもそうですが、個人的には「余計なギミックがなくて使いやすい」というのも、逆に長所に感じました。
ノイキャン×高音質×コスパで、「かなりアリ」な一台!

ぼくは、これまでいくつかSOUNDPEATSの製品を試させてもらってきたんですが、今回の「Space Pro」はその中でも一番ぼくに刺さりました。
・ノイキャン欲しい
・音もちゃんと楽しみたい
・でも予算はあまり出せない
みたいな感じの方にとっては、ちょうどいい一台だと思います。
6,000円〜7,000円台でノイズキャンセリングヘッドホンを探している人には超オススメです。
価格帯のわりに得られる満足度が高く、普段使いや在宅ワーク用としても活躍してくれると思います!

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