投資をしていると、時々思わぬミスをしてしまうことがあります。今回は、ぼくがSBI証券で投資信託を購入した際に起こしたミスと、その対応についてシェアします。同じような経験をしないための参考になれば幸いです。
年初に投資信託を購入したけど、まさかの特定口座!?
1月に入って、SBI証券で投資信託を60万円分購入しました。
新NISA口座の「成長投資枠」で購入したつもりだったのですが、後日確認して驚愕。
なんと、通常の「特定口座」で購入してしまっていたのです。
新NISA口座であれば、売却時に利益に対する税金がかかりません。
しかし、特定口座の場合、利益が出た場合には約20%の税金が引かれてしまいます。10万円増えたとしたら、2万円が税金で徴収されてしまうんです。
せっかくNISAで非課税にしようと思っていたのに、これじゃ意味ないじゃん!
とショックを受けました。
NISA口座への移行はできない?
このままでは後々税金を取られてしまうので、すぐにNISA口座へ移すことを決意。ところが、調べてみると、特定口座からNISA口座への直接移行はできないことが判明。
そのため、まずは特定口座での投資信託を売却し、その売却金をNISA口座で買い直す、という手順を踏む必要がありました。
売却手続きでまさかの低額表示!?
そこで、まず特定口座の投資信託を売却する手続きを進めることに。
ところが、売却手続き中に表示された売却見積額を見て驚きました。
60万円相当だと思っていたのに、56万円程度の売却額が表示されているんです。
こんなに低いの!?買った額よりも大幅に減ってるじゃん!?
ぼくはNISAを利用しているものの、投資の仕組みに詳しいわけではありません。
売却額が思った以上に低い理由がわからず、「もしかしてSBI証券って売却手数料がそんなにとられるの?」と不安に思い、調べてみました。
表示されているのはあくまで見積額
調べた結果、売却手続きの画面に表示される金額は「見積額」であり、実際の売却額ではないことが判明しました。
投資信託の場合、売却価格が確定するのは売却手続き翌日以降の「約定日」です。この約定日までに価格が変動する可能性があるため、SBI証券では安全策として、売却見積額に約5%のマイナスを適用した金額を表示しているのだとか。
つまり、実際の売却額は見積額よりも高くなる可能性がある、ということです。これを知り、「なるほど、そういう仕組みなのか」と納得。大きな価格変動がなければ、元の購入額からほとんど変わらないだろうと判断し、売却を進めました。
実際の売却額はプラス2000円!
売却後の結果を見てみると、なんと購入額よりも約2,000円高い金額で売却が完了していました!率にすると約0.3%のプラスです。
もちろん、場合によっては売却額が購入額を下回ることもあると思いますが、少なくとも売却手続き画面で表示されたマイナス5%の見積額でそのまま売却されるわけではない、ということがわかって安心しました。
まとめ:投資信託購入時は口座をよく確認しよう
今回の件で学んだことは、投資信託を購入する際には、どの口座で購入しているかをしっかり確認することの重要性です。NISA口座を利用したい場合、特に注意が必要です。
また、投資信託の売却時に表示される金額はあくまで見積額であり、実際の売却額は約定日に確定することも理解しました。慌てて判断せず、仕組みをしっかり把握しておくことが大切ですね。
これからもNISAを活用しながら投資を続けていこうと思います。同じようなミスをしないよう、少しでも参考になれば幸いです!
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