中古スマホの販売を行っている「Backmarket」という インターネットショッピングモールがあります。
こちらで、iPhone を購入した レポート記事が以下です。
このときに届いた商品は美品だし動作も問題なく大変満足していました。
が、その後、別のSIMフリーの iPhone をBackmarketで購入したところ、トラブルがありました。
「ネットワーク利用制限」の判定が△になっていたのです。
「ネットワーク利用制限」の状態をチェックすると△だった
各キャリアに、ネットワーク利用制限の状態をチェックできるサイトがあります。スマホのIMEIという番号を入力すると、状態をチェックすることができます。
△判定のスマホは、キャリアで分割支払で購入されて料金を現在進行系で支払い中のものである可能性があります。今後、判定が「✕」に変わると、そのキャリアのネットワークでは利用できなくなります。
例えばソフトバンクで購入したスマホが、ネットワーク利用制限「✕」になると、ソフトバンクの回線では利用できなくなります。ドコモやauなど他キャリアのSIMを入れれば通信はできます。
以前にどこかで見た記事では2022年の集計で、ネットワーク利用制限が「△」→「✕」になった端末は 0.15% だったそうなので、自分で利用する分にはあまり気にしなくて良いかもしれませんが、万が一、ということもあります。
また、「ネットワーク利用制限」が「△」や「✕」のスマホは、中古販売店でも買い取ってもらえなかったり、査定額が大きく減額されたりします。メルカリやラクマ、PayPayフリマやヤフオク!などのフリマサービスなどでも「△」や「✕」の端末は、出品すること自体が禁止されています。
「Backmarket」で販売されているスマホはネットワーク利用制限の状態が不明
今回利用した Backmarket では、商品説明には「ネットワーク利用制限」の状態がわかる項目がありません。日本の中古販売店だと、それを明記した上で販売していることが多いのでこれに関してはびっくりしました。商品のコンディションはA~Cの外観の「グレード」しか分からないので、そもそもネットワーク利用制限が△になっている端末が販売されているとは思っていなかったのです。
しかし、手元に届いた iPhone のIMEIを確認するとネットワーク利用制限が△だとわかったので、Backmarket のサポートに連絡して同グレードの商品と交換してもらえないかと相談しました。
結果、Backmarket では、△の端末はまったく問題がないものとして販売しているので、交換対応はできない、とのことでした。ただし、返品・返金については応じてくれる、とのことでした。
「Backmarket」でネットワーク利用制限△が届いたら返品で対応可能。
「Backmarket」、非常にきれいなスマホが安価で購入できるので気に入っているのですが、販売されている端末のネットワーク利用制限の状態が「◯」なのか「-」なのか、はたまた「△」なのか、購入前にわからないのは、よろしくないと感じました。
「△」であれば買わない、という人もいるでしょうし、逆に「△」で構わないので「◯」や「-」のスマホよりも、格安で販売してほしい、という人もいるでしょう。
もし、あなたが「Backmarket」を利用した際に望まないネットワーク利用制限「△」のスマホが届いてしまったら、サポートに返品・返金の相談をして購入し直すのが良さそうです。
「Backmarket」では理由を問わず、購入後30日間は返品が可能なサービスなので、遠慮せずにサポートを利用しましょう。
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