体重計、体組成計を購入しようとおもってる!できれば、スマホ対応していて、記録が簡単につけられるやつ!
そんな風に考えている方がいたら、エレコムのWi-Fi通信機能搭載“エクリア 体組成計”をオススメしておきます。(2020年8月時点)
上に乗るだけで、体重や内臓脂肪などを測定してくれて、クラウド上にデータを自動で保存してくれます。保存されたデータはスマホでカンタンにチェック。
体重や体脂肪率の変化もグラフで確認できて便利!
ぼくも実際に購入して、1ヶ月くらい使っているんですが、かなり気に入っています。
今回は、Wi-Fi通信機能搭載“エクリア 体組成計”(HCS-WFS01)の使用レビューをお届けします。
なぜ「Wi-Fi対応」が良いか?
エクリア 体組成計のオススメポイントして重要なのが「Wi-Fi対応」という点です。
スマホと連携できる体重計・体組成計は、すでにいろいろな機種が販売されているのですが、スマホとのデータ連携を「Bluetooth」で行うタイプのもの、計測データを「Wi-Fi」でクラウドに記録するもの、と大きく2つに分けられます。
Bluetooth式のものは、手動で同期が必要。
前者の「Bluetooth」対応のものについては、多くの機種で、体組成計からスマホにデータおくるのに、いちいちアプリを操作する必要があるんですよね。
例えば、国内で有名なTANITAの体組成計だと、体重を測る際に、スマホアプリを使って体組成計を起動してから、上に乗るという手順になります。
5年以上前にタニタのインナースキャンデュアルという体重計をつかっていて便利だ!と言っていたのですが、毎回、スマホで体重計を起動する作業がめんどくさくなりました。
また、他メーカーのものでは、体組成計に乗って計測した後に、スマホのアプリから操作して、体組成計と通信しデータを同期する、という作業が必要になります。
Amazonで3,000円くらいで購入できる中国メーカーの体組成計や、日本のものだとOMRONの体組成計などの多くが、このタイプです。(過去につかったことがあります。中国製のは安いのが魅力ではありますが。)
まあ、自分の記録を確認したい時にアプリを起動して、同期作業をすればいいんですけどね。
人によっては、そこまで面倒だと感じないかもしれませんが、ぼくはこの同期の手間がすこし面倒だな、と感じてしまいます。
スマホと体組成計が近くにないと通信できないという点もデメリットですしね。
Wi-Fi式は、乗って測るだけ。
一方、この「エクリア 体組成計」がそうなのですが、Wi-Fi対応の体組成計では、最初にWi-Fiの設定などを済ませてしまえば、あとは毎日、上に乗って測るだけです。
体組成計がWi-Fiを通じてクラウド上に計測データを直接アップしてくれるので、アプリからデータ同期をする、という手順は必要ありません。
アプリを開けば、直接クラウドにアップされた自分の計測データをチェックすることができます。
この同期する、という一手間が不要なので、「Wi-Fi」対応の体組成計が気に入っている、というわけです。
「Wi-Fi対応」の体組成計、選択肢が少ない。
Wi-Fi対応している体重計、体組成計なんてたくさんあるんじゃ?と思いきや、意外と少ないんですよ。
国内で超メジャーで信頼のあるタニタ、オムロンの体組成計は、Wi-Fi対応しているものがほとんど見つけられません。
ある程度、有名なメーカーのものだと、Fitbit(フィットビット)、Withings(ウィジングス)、そして今回とりあげるエレコム、この3メーカーくらいしかないです。
「エクリア 体組成計」を見つけた時は、「エレコム、体重計も作ってたんだ!?」と驚きが大きかったですが、機能や評判をチェックしているとお値段も手頃でなかなか良さそうだったので買ってみました。そうしたら、まんまと気に入ってしまった、というわけです。
「エクリア 体組成計 HCS-WFS01」の使用レビュー
丸っこくてかわいらしいデザイン。
これが、「HCS-WFS01」です。カラーはブラック、ホワイトと二種類あって、ぼくはホワイトを買いました。サイズは、37.6 x 34.4 x 5.4 cmです。比較用にiPhone 11 Proと並べています。
白くて丸っこいボディがかわいらしくて気に入っています。無印良品でも売ってそうな印象。
オムロンのHT-255Tという体組成計も持っているので並べてみました。同じホワイトでも白の感じが少し違いますね。実はこのオムロンの体組成計も気に入っていたのですが、同期させるのが面倒だな、と感じでWi-Fi-対応のものを探してエレコム「HCS-WFS01」に浮気した、というわけです。
本体は、単4電池×4本を入れて使います。購入時にはお試し用の電池もついてきます。
エクリア 体組成計 で計測可能なデータ
この「HCS-WFS01」で計測できるデータは、
・体重
・内臓脂肪レベル
・体脂肪率
・BMI
・骨格筋率
・骨量
・基礎代謝
この7つです。
体重に関して50g単位の精密な測定が可能、筑波大学との産学連携で、内蔵脂肪レベルや体脂肪率、骨格筋率などをより正確に測定可能というのがウリなようですね。
計測データの正確さは?
体組成計などで、正しく計測できる、というのは非常に重要なことだと思うんですが、これに関しては何が正解かわかりません。
家に複数台の体組成計があるので、同じタイミングで測定してみると、体重に関してはこの「HCS-WFS01」でも他のものでも同じ数値が表示されます。
が、内臓脂肪レベルや体脂肪率、骨格筋率(筋肉量)などはわりと各社バラバラの結果が出ます。
測定方式がメーカーで異なったりするので、最初に自分の体組成計で計測されたデータを基準にして、上がった、下がった、という変化を観察するものかな、と割り切っています。
とりあえず、体重は他のメーカーのものともほぼ同じように測れる、というのはわかりました。
文字が見やすい、家族で使える。
実際に、計測する際には、上に乗るだけなので超カンタンです。毎日計測するものなので、その都度スマホを操作する必要がなくて良いです。
ディスプレイの文字も大きくて見やすいのが、非常に気に入っています。
家族でつかう場合は、4人まで登録して、乗れば自動で誰が乗ったか判別されるようです。ぼくは一人暮らしなので、これは試せていません。
さて、計測した結果はWi-Fi通信を通じて、計測後自動でクラウドサービス上にアップロードされます。
ECLERAアプリで測定結果をチェック。
計測データをみるには、「ECLEAR」というアプリをスマホアプリを使用します。iOS、Androidどちらにも用意されています。
データは、エレコムの「HELLO!クラウド」というアカウントを作成して、アプリからログインして確認します。
クラウド上にデータが保存されるため、スマホが壊れてしまったり、機種変更したりしても、データが消えることもありません。
次が、実際のECLEARアプリの画面です。
このような画面で、測定記録を確認することができます。体重、体脂肪率、骨格筋率については、自動でグラフを作成してくれるので、カラダの変化をチェックするのに便利ですよ。
「エクリア 体組成計」のイマイチなところ
デザインも見た目も気に入っているエクリア体組成計ですが、イマイチだな、と感じる部分も書いておきます。
まず、アプリで確認できる計測データのグラフは体重、体脂肪率、骨格筋率の3つだけです。これは他の骨量や基礎代謝量などの記録もグラフで変化を見れたらいいのにな、と思います。
もう1つは、初期設定でWi-Fiの設定があるのですが、この機種は2.4Ghz帯の無線LANにしか対応していません。普段、ぼくの自宅では5Ghz帯をメインで利用していたので、最初、接続がうまく行かずに混乱しました。(2.4Ghz帯、5Ghz帯の使用方法は、お使いのWi-Fiルーター、アクセスポイントの説明書をチェックしましょう)この仕様がわかりづらかったです。
また、欲をいえば、せっかくクラウド上に計測データを保存しているので、スマホアプリからだけではなく、パソコンのブラウザからも、データを見られたらいいな、と思っています。例えば、WithingsWithingsの場合、PCからもデータを確認、編集できるのが便利でした。
エレコムさん、ぜひアップデートのご検討よろしくおねがいします。
ということで
なにげに「価格.comプロダクトアワード2019」の金賞も受賞している、Wi-Fi対応の体組成計、エレコム「エクリア 体組成計 HCS-WFS01」の使用レビューでした。
毎日、乗るだけで体重、体脂肪などがカンタンに記録され、スマホで管理できるので非常に気に入っています。
価格も、7,000円前後から購入することができて、性能の割にはリーズナブルだと思っています。
体重計、体組成計の購入を検討されている方、ぜひ、選択肢の一つとしてチェックしてみてください。かなりオススメです。
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