以前に、このブログでdyplay「URBAN TRAVELLER」というノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスヘッドフォンを紹介しました。
そのURBAN TRAVELLERですが、10月より、パワーアップした新しいモデルが発売されています。
それがこちらの「URBAN TRAVELLER 2.0」です。前モデルとの価格差は+3,000円ほど。(記事執筆時点)
今回、「dyplay」社より、レビュー用に本商品を1台ご提供いただき、実際に試してみました。新しいURBAN TRAVELLER 2.0も、なかなか良いヘッドフォンですよ。
この記事は、「dyplay」社より依頼を受けて掲載している記事広告です。
dyplay「URBAN TRAVELLER 2.0」のスペック
Bluetoothバージョン | V5.0+EDR |
---|---|
Bluetooth有効範囲 | 10m |
ノイズキャンセリング深度 | 28〜30dB |
コーデック | SBC/AAC/APTX/APTX-LL |
バッテリー仕様 | 500mAh |
再生時間 | 22時間(ノイズキャンセリング機能オフ)/ 12時間(ノイズキャンセリング機能オン) |
充電時間 | 1時間 |
dyplay「URBAN TRAVELLER 2.0」はこんなワイヤレスヘッドフォン。
こちらがURBAN TRAVELLER 2.0です。カラーなインナップは「ブラック」の1色のみ。
同梱員は、オーディオケーブルと充電用のUSBケーブル、取扱説明書、収納ポーチ。
dyplay社は、中国のオーディオメーカーですが、取扱説明書には日本語の記載もあるので安心。
ヘッドフォンの実物ですが、見た目はブラックといえばブラックですが、ダークグレーっぽいよりのブラック、といった感じです。
「URBAN TRAVELLER」外観と付属品
アクセントカラーはレッドで、イヤーカップの外側はスピーカーを思わせるメッシュのような見た目になっています。
ゲーミングチェア、みたいなカッコよさがありますね。
イヤーパッドは柔らかめで、耳が痛くなりにくそうです。試したのが夏場でないので効果の程はわかりませんでしたが、「冷感合成プロテインレザー」という素材を使っていて、汗も最小限に抑えてくれるんだとか。側圧は、「普通」程度でしょうかね。
頭のてっぺんに触れる部分も柔らかいクッション素材で、長時間の装着をサポートしてくれます。
サイズも6段階に調整可能。ぼくはけっこう頭が大きい方ですが、余裕をもって装着できました。
折りたたんでコンパクトに持ち運び可能
前のモデルもそうでしたが、イヤーカップの部分は折りたたんでコンパクトにすることができます。
付属のケースに入れるとこんな感じです。
USB-C対応がうれしい!
右のイヤーカップには、音量ボタンと電源ボタン、充電ポートがあります。この充電ポートの端子は、前モデルはmicro USBでしたが、本製品はUSB-Cとなっているのがありがたいです。最近はiPhoneをのぞくスマホの多くがUSB-Cですし、持ち歩くケーブルが少なくて済みそうです。
左のイヤーカップには、ANCというスイッチがあります。
ANCというのは、Active Noise Cancelingの略で、これがノイズキャンセリング機能のスイッチです。音楽を再生していなくても、このANCだけ有効にすることができます。
「URBAN TRAVELLER 2.0」の音質は?
ヘッドフォンなのでやっぱり気になるのは音質ですが、1万円レベルのヘッドフォンとしては、かなり満足のいく音質だと思います。
ぼくはポップスやチップチューンなんかをよく聴くのですが、低音から中音域、高音域もバランス良く鳴らしてくれ、迫力のある、解像度の高いサウンドを再現してくれます。
また、ANC機能をオンにしたときには、ボーカルが特に際立って聴こえるのが好きです。
遅延が少ない「URBAN TRAVELLER 2.0」はゲームでも有利?
Bluetoothのヘッドフォンだと、少なからず遅延があるので、判定がシビアなゲームでは音のズレが気になる場合があります。「URBAN TRAVELLER 2.0」では、遅延が極力少ない、APTX-LLというコーデックに対応しているので、これに対応したスマートフォンでは音の遅延がほとんどないゲームプレイができるそうです。(APTX-LLに対応したスマホを持っていないので、試せませんでしたが紹介だけしておきます。)
「URBAN TRAVELLER 2.0」のノイズキャンセルの効果は?
前モデルの「URBAN TRAVELLER」のANC機能が強く効果があると感じたノイズキャンセル機能ですが、本機のノイズキャンセル機能もやはり強力でした。
部屋の中でANCをオンにした瞬間から、シーンとした静寂に包まれ、エアコンの音なども聞こえなくなります。洗濯機とか食洗機、掃除機の音など大きめの音は完全には消すことはできませんでしたが、かなり低減してくれるので、集中して作業したいときなどには、かなり有用なノイズキャンセル機能です。
なお、ぼくが一番ノイズキャンセル機能がほしい場所が、地下鉄、特に都営大江戸線です。移動中に、ラジオ番組を聴くんですけど、走行中の音がうるさくてパーソナリティが喋る声が聴き取りづらいんですよね。
「URBAN TRAVELLER 2.0」を持って、大江戸線に乗り込みました。そしてラジオ番組を聴いてみたのですが、「ゴォォォ」という走行音のせいで、やはりしゃべっている内容がききづらい。
そこですかさずANC機能をオンに。明らかにラジオの音声が聞き取りやすくなります。もうほんとすごい、マジックです。大江戸線でラジオ聴きながら通勤・通学している人は、ノイズキャンセリングぜったい使ったほうが良い。聴きづらいからとボリュームを大きくすることなく、快適なラジオライフを手に入れることができます。
まとめ:コスパ◎。ワイヤレスのノイズキャンセリングヘッドフォンを探している人にオススメ
今回、試した「URBAN TRAVELLER 2.0」ですが、高音質でノイズキャンセリング機能も抜群、APTX-LL対応で低遅延、かなり高性能なワイヤレスヘッドフォンだと実感しました。これが約1.1万円で購入できるので、前モデル同様、非常にコストパフォーマンスが良い製品だと思います。
ノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスヘッドフォンを検討している方、特にスマホゲームをプレイする際の遅延が気になる方、「URBAN TRAVELLER 2.0」を候補の一つとして検討してみてください。オススメです。
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