新しい「MAMORIO」、ARカメラ機能で探せるのが便利そう!

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MAMORIO なくすを、なくす。

落とし物防止タグの「MAMORIO」という製品があります。

これを、カギとかサイフとか、だいじなものに付けておくじゃないですか。すると、自分の手元から離れた場合にスマホにアラート通知を送ってくれるんで、置き忘れを防止してくれます。また、万が一落としてしまった場合でも、別のユーザーがその近くを通りがかったときに、持ち主のスマホにその場所を知らせてくれる、そんな製品。

動画をみるとわかりやすいかな。

で、この「MAMORIO」、新しい発表がある、ということで知り合い経由でお声がけいただき、発表会に参加させていただきました。

実はぼく自身は「MAMORIO」ではない他社の製品を使っていて、MAMORIOは未体験だったのですが、発表された内容がなかなか面白くて魅力的でした。

ざっくりですが、このイベントに参加してみて印象に残ったことをまとめておきます。

目次

ARカメラ機能で探す機能が便利そう!

MAMORIO なくすを、なくす。

出かけるときになって「あれ、カギどこにおいたっけな・・・・」なんて経験をしたことがある方もいると思います。ぼくはしょっちゅうです。

で、その部屋の中にどこにおいたかわからないカギも「MAMORIO」付けてれば探せますよ、という機能がアプリに搭載されるそうです。

MAMORIO なくすを、なくす。

MAMORIOの電波を拾い、カメラのリアルタイム映像の中にマーカーで示す。

MAMORIO なくすを、なくす。

こんな感じで、部屋の中にMAMORIOのありかをARで表示します。

「スマホから操作すると、そのタグから音が鳴りだして、どこにあるか探せる」という機能は他社製品のいくつかでもあるのですが、AR機能は更に便利そうです。

ぼくも自分の部屋で音で探す、というのは、やったことあるんですが、意外と見つけるのが難しいんですよね。

「こっちのほうから、音が鳴っているよな・・・いや、もっとこっちかな。」

みたいな感じでざっくり探す感じなので。

それと比べると、今ARで部屋の映像の中に在り処を表示するというMAMORIOのアプローチは、よりスムーズに探せそうです。

実際に実証実験も行っていて、AR機能を使うと約4.7倍はやく探しものを見つけることができるという結果があるとのことでした。

なお、この機能はアプリをアップデートすれば、既存の「MAMORIO」で利用できるということです。(現在はiOSのみの提供)

新製品は「MAMORIO」。

MAMORIO なくすを、なくす。

新製品を発表します、と言って発表されたのは名前も変わらず「MAMORIO」でした。

「MAMORIO 2」とか「MAMORIO Plus」とかじゃなく「MAMORIO」。

既存の製品をアップデートし、新しいカラーバリエーションで、かつ廉価になって5/31から販売されるそうです。

MAMORIO なくすを、なくす。

ミルクベージュとサクラピンクのMAMORIO(第三世代)。

価格は2,480円(税別)で、カラーラインナップは、チャコールブラック、ネイビーブルー、ミルクベージュ、サクラピンクの4色。

「MAMORIO」としては、第三世代にあたる製品のようで、型番が「MAM-003」となっています。電池持ちや電波の発信頻度・飛距離などの基本性能も向上しているそうです。

個人的な好みとしては、既存製品にある「レッド」もほしかったかなあ。新しいカラーの中では、サクラピンクがかわいらしくて良さそうです。

電車にスマホを忘れたらメールが届く!?

「MAMORIO」は現在、各公共交通機関と提携して、「お忘れ物自動通知サービス」というのを提供しています。

MAMORIO なくすを、なくす。

MAMORIO Spot。

このアンテナのついた「MAMORIO Spot」が、提携鉄道会社の「お忘れ物センター」に設置されていて、そこに「MAMORIO」がついた忘れ物が届くと、アプリに通知されるサービスだそうです。落とし物をしたときに、使った駅や路線に片っ端から問い合わせする、必要がなくなるみたいです。

で、それを応用したような新サービスが発表されました。

MAMORIO なくすを、なくす。

「お忘れスマホ自動通知サービス」です。これは「MAMORIO」のアプリをインストールして予めサービスに登録しておけば、万が一スマホを落とした際にも「お忘れ物センター」等に届けられると、「MAMORIO Spot」が感知し、Eメールで持ち主に通知されるサービスだそうです。

MAMORIO なくすを、なくす。パソコンで利用してるメールアドレスなんかを登録しておくと便利そうですね。

MAMORIO なくすを、なくす。通常、スマホを落とした場合、誰かに拾って届けられたりととしても、鉄道会社→警察→携帯キャリアに持ち主確認→落とし物が届いていることを郵送で通知、のような手順が踏まれるそうです。

そうなると、落とし主がどこの警察に届いている、とわかるのに最低5日くらいはかかってしまうため、多くの人が手元に戻ってくる前に、新しいスマホに買い換えてしまうそう。

それが、今回の「お忘れスマホ自動通知サービス」に登録してあれば、駅に届けられてから平均で20分程度で通知がメールで届くらしいので、見つかっているのに新しいスマホに買い換えてしまう、ようなことも防げそうですね。すばらしい。

なお、このサービスは「MAMORIO」を持っていない人でも、アプリをダウンロードして登録すれば無料で利用できるそう。サービス対応エリアにお住まいの方は、登録しておいて損はないですね。こうやって「MAMORIO」アプリ利用者が増えるということは、より落とし物が見つかりやすくなる、ことにもつながるでしょうかね。

「お忘れスマホ自動通知サービス」の提供は、6月中旬より、「Osaka Metro」及び「京阪電車」にて運用が開始されるそうです。

MAMORIO なくすを、なくす。

また、前述の「お忘れ物自動通知サービス」は6月1日より、「Osaka Metro」及び「京阪電車」にて運用開始するとのことでした。

MAMORIO なくすを、なくす。

7月1日からは、東急電鉄にもMAMORIO Spotが設置され、首都圏の主要路線をすべてカバーするようになるそうです。東京在住としてはありがたい限りで、ますますMAMORIO使おうかな、という気になります。

これから「MAMORIO」をつかってみます

MAMORIO なくすを、なくす。

今回の発表会では、お土産として、新型の「MAMORIO」が参加者に配られました。実際に「MAMORIO」を体験すべく、この新型はキーケースに装着することにしました。

また、おサイフにも忘れ物防止タグをつけているですが、そちらにはシール型の「MAMORIO FUDA」を購入して入れ替えてみようと思います。

また後日、ARカメラ機能なども試してレポートしますね。

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