70年の歴史を誇る「日立工機株式会社」という電動工具メーカーは、日立グループを離れ、2018年6月から「工機ホールディングス株式会社」と社名が変わっています。
そしてその製品ブランドも、2018年10月1日より「HiKOKI(ハイコーキ)」となり、新たなスタートを切りました。
今回、その新ブランドの方針発表会として行われた「HiKOKI Green Day」に参加してきました。会場で体験したことなどをレポートします。
ワクワクするオープニング。
第1部は、プレスカンファレンスということで代表挨拶、方針発表などが予定されていると聞いていましたが、緑のツナギを着た2人の男性が登場。
何がはじまるんだろう、と思っていたら、映像に合わせたDJパフォーマンスが始まりました。
HiKOKI Green Day、はじまりました。
ノリノリのオープニング。#HiKOKI #PR pic.twitter.com/8xA70vzUUi— ねんざB (@nenzab) October 1, 2018
よく聴いてみると、どうやら電動工具の音を使ったサンプリング(工具の音を楽曲に組み込んでの演奏)だったみたいで、最初から楽しい。何か新しいことがはじまりそうな、ワクワクするようなオープニングで「HiKOKI Green Day」がスタートしました。
進化する極上のユーザー体験を創造
前原修身社長より挨拶、新ブランドについての説明などがありました。
新ブランド「HiKOKI」で掲げるブランドプロミスは、「パワーツール(電動・エア工具)領域で、進化する極上のユーザー体験を創造します」。
そしてそのブランドプロミスを広く理解してもらえるように、新しく設定されたタグラインが「UNLEASH the NEXT」ということでした。
日本語だと、「解き放つ、その先へ。」ですね。
コンパクト&パワフル、「マルチボルト 36V」。
そしてこのブランドプロミスである「進化する極上のユーザー体験」を実現するための主役を担っているのが「マルチボルト 36V」シリーズです。
「マルチボルト 36V」は一言で言えば、コンパクトでパワフルなバッテリー。
https://www.youtube.com/watch?v=cmAQflK-lrw従来の18Vのバッテリーとほぼ同じ重さ、大きさなのに、36Vの出力が可能なんだそうです。これにより、パワーと携帯性を兼ね備えたコードレスの電動工具が実現できるようになったというわけですね。
電動工具のタッチ&トライセッション。
第1部が終了すると、場所を移して第2部の「タッチ&トライセッション」へ。
ずらっと並んだ製品展示
HiKOKIブランドの新製品などがずらっと展示されていました。
コードレス卓上スライド丸のこ、インパクトレンチ。いろいろなコードレス製品がありますね。
製品価格や駆動時間など、気になる点はスタッフの方に質問することもできました。
18Vと36Vのパワーの違いを体験。
「タッチ&トライセッション」、ということで展示だけでなく、各種電動工具のデモンストレーションもありました。
36Vのマルチボルト、従来の18Vとサイズと重量は同じだけど、パワーが二倍に。36Vの丸のこ、早く正確に安全に切れる。#HiKOKI #PR pic.twitter.com/pufqherqqL
— ねんざB (@nenzab) October 1, 2018
デモンストレーションでは、18Vのものと、36Vのマルチボルトのものと比較して見せてもらえました。明らかなパワーの違いが分かります。しかし、見た目には同じサイズなんですよね。すごい。
「仕上げ釘打ち機」は自分では使ったことはなかったですが、こういうのはコードレスのが良さそうですよね。
そのほか会場で、色々なデモを見せてもらいました。
18Vのセーバーソーと36Vのセーバーソーで切り比べ。切断スピードは倍以上に、振動も約半分になってるとのこと。#HiKOKI #PR pic.twitter.com/CiGsJ9rD6n
— ねんざB (@nenzab) October 1, 2018
コードレスのハンマドリルも従来のACの製品と同様のパワー。36Vのマルチボルトで、コードレスでも実現可能になったとのこと。コードがない分、使い勝手も良い。#HiKOKI #PR pic.twitter.com/SDp4HOI2Dd
— ねんざB (@nenzab) October 1, 2018
デモンストレーションを観るだけでなく、実際に自分たちでも体験させてもらいました。
デモと同じように、18Vと36Vのものと両方試させてもらいましたが、本当に36Vのマルチボルトのものはパワフルなことを実感できました。これで重量やサイズが変わらないのだから、ほんとにありがたいですね。
また、使用時のコードの煩わしさがないのもとても快適ですね。実際にコードありの工具、コードなしの工具で作業してみましたが、横から見ている以上にコードがないのは使いやすかったです。
電源から施工したい場所までコードが届かない、なんてこともなくなりますし、それでいてパワーも十分なので、まさに「極上のユーザー体験」を味わえちゃいます。
「極上のユーザー体験」を展示会でチェック
今回の発表会に参加して製品を試したことで、「HiKOKI」のコードレス電動工具は、パワフルで持ち運びやすくて便利だ、ということを実感できました。
みなさんも製品を購入する前は、製品がどれほどのものか、実際に触れて使って、試してみたいところですよね。
今後、実際にHiKOKIの電動工具を体験できる展示会の開催を全国で3,600回予定しているそうです。HiKOKIの製品が気になっている方は、どれほどの性能なのか、ぜひ実際に体験してみてくださいね。
https://www.youtube.com/watch?v=1K9_SALlq3c
コメント