先週の金曜日、渋谷で久しぶりの友達と会ってご飯を食べてきたんですよ。
ご飯もとってもおいしくって、いい感じにお酒も入ってたので終電前に「もう一杯だけ」と初めての「のんべえ横丁」へ。
向かったはいいものの、週末の夜の渋谷、どの店もお客さんがいっぱいでなかなか入れる店が見当たらないんですよね。
そんな中、運良く空席を発見。
カウンターのみの居酒屋でカウンターに座ることができました。
お店のカウンターには、先客で、妙齢の女性が一人。常連さんみたい。
そしたら、注文したビールを待つ間にそのオネーサンがね、話しかけてくるんですよ。
「お兄さん、あのもしよかったらでいいんですけど・・・。」
「あ、はい・・・、、」
なんだなんだ、いったいどんな話が出てくるのか。もし、・・・よかったら・・・?
「あのね、あそこのアダルトショップの前で、買ったんだけどね・・・・」
「これ、よかったら、もらってくれませんか・・・?」
と、差し出されたモノに仰天。
こ、これは・・・!!??
け、、ケジラミ・・・!?
正確にはケジラミのフィギュア。これがでてきました。
なんじゃこりゃー。
こんなものあるのか!!??
「いやね、アタシ、スズメバチが欲しかったのよ。スズメバチ好きなの、カッコイイじゃない。でもさ〜これが出ちゃって・・・」
実は、精巧なフィギュアで定評のある「海洋堂」から、「衛生害虫博覧会」なるガチャガチャで買える害虫のフィギュアがあるそうで、彼女はそれでオオスズメバチが欲しくて回したら、出てきたのはケジラミで要らないからもらってくれない、って言ってるという。
なんだこのイベントは、と面白がってケジラミ、もらっちゃいました。
ビールとさつま揚げとケジラミと。
このシュール過ぎる光景をツマミに、ビールをクイッと飲み干して終電に乗り込んだ週末でした。
おしまい。
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