「薄い財布 abrAsus(アブラサス)」という、おサイフがあります。
厚さが7mmと極薄で、ポケットにスッキリと収まる財布で、2013年グッドデザイン賞も受賞した、評判のおサイフです。
利用者のブログ記事や、友人が持っているのをみて、「薄い財布、かっこいいなぁ、便利そうだなあ」なんて思っていたのですが、使っていたおサイフがだいぶくたびれてきていたので、今回おもいきって購入してみました。
薄い財布 classic。カラーは汚れが目立たなそうな、キャメルを選びました。
「薄い財布」、マジ薄い!
到着した商品は、本当にその薄さにびっくりです。
薄い、薄い、と聞いていましたが実際に使ってみて、その薄さに驚愕。
小銭は999円分までしか収納できないということですが、買い物のときには財布の中の小銭が少しでも減るようにきちんと計算して出すようにすれば、やりくりはできます。よっぽどのことがないと、999円を超えることはなさそう。
カードは元々、数枚しか持たないので問題なかったです。
コインの扱いは面倒だが慣れればOKか
小銭の出し入れ、についてはこれまでのようにおサイフの小銭入れにジャラジャラジャラ、っと入れることができません。
そのため、レジでおつりをもらったときに、小銭を収納する手間がちょっとかかるようになりました。
まあこれは慣れれば早くなるかなあ、と思いました。
購入の際に、相談した友人いわく「小銭が多いときは、ポケットにつっこんでおく。職場や自宅に小箱を置いといて、ポケットからそこに小銭をがさっと移す」というようなことを教えてもらっていたので、今後の運用はそれでもいいなあ、なんて思っていました。
一週間ほど使ってみたのですが・・・
実は、しばらくつかってみて、どうしてもしっくりこない点があって、「薄い財布」、やめてしまいました。
なにかというと、本当に薄いんですよ。薄すぎるんですよ。
薄い財布だけあって、マジ薄いです。「003」以来の衝撃です。
薄いのが欲しくて「薄い財布」買ったんでしょうよ?
ってそう。
そのとおりなんですけどね。
ものすごく薄いので、パンツの前ポケット、尻ポケット、どちらに入れてもものすごくスッキリしまえるんですよ。
これは間違いない。
しかし、薄すぎて、薄すぎるあまり、財布がちゃんとにポケットに入っているかどうかが、不安になるんです。
いちいちポケットに手を突っ込まないとわからないんですよ。
ぼくが鈍感だからなのかもしれませんけど、すごくね、不安になるんですね、おサイフ落としてないかって。
そこそこの厚みがある財布なら、ポケットに入ってるな、ってのが分かるんですが、この「薄い財布」は薄すぎて分からない。
あこがれの気持ちだけで購入してみたはよいものの、ぼくにはちょっと合いませんでした。
事前に相談した友人みたいに「薄い財布」に穴をあけてチェーンをつけると、不安感は少しは薄れるのかもしれませんが、ぼくはチェーンもつけたくないんですよね。彼は「わんぱく」ですが、ぼくは「わがまま」ですね。
製品が悪いとはまったくおもっていません。薄さが徹底的に追及されていて、すごいな、と感じます。
「薄い財布いいよなあ」と憧れてはいたものの、実際に使ってみると自分が財布に薄さを求めていなかったことがわかった、というお話でした。
まあ、買ったはいいけど、数回使っただけでタンスに眠っている、服とか鞄とかあったりしませんかね。
そんな感じです。
本当に財布に薄さを求めている人なら、「薄い財布」は、ばっちり合うんじゃないかとおもいます。
ぼくは先代の財布をもうしばらく使いつつ、厚すぎない程度のおサイフを検討してみたいと思います。
コメント
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[…] 最近、友人に「ブログで紹介していたあの薄い財布ってまだ使ってる?購入検討してるんだけど、使い勝手とかどう?」と聞かれたので、色々とアドバイスをしました。 […]