スマホやミニPCをもっと快適に使える環境が欲しい…
そんな方に注目してほしいのが「CrowView Note」です。

「CrowView Note」は、14インチのフルHDモニターとキーボード・タッチパッドを一体化させた、持ち運び可能なノートPC風デバイスとなっています。
スマートフォンやRaspberry Pi、ミニPC、ゲーム機などを接続することで、まるでノートPCのような操作環境を実現します。

今回はメーカーさんからレビュー用に製品を1台ご提供いただくことができたので、手持ちのAndroidスマホで接続して試してみました。
この記事では、開封・外観チェック・接続方法・実際の使い心地を写真とともに紹介します。
CrowView Noteってどんな製品?

「CrowView Note」という製品についてざっくりまとめると、以下のような特徴を持っています。
・マルチデバイス対応 – スマホ、Raspberry Pi 5、Jetson Nano、ミニPC、ゲーム機など幅広く接続可能
・ノートPC化ソリューション – 外部デバイスをノートパソコンのように使える環境を実現
・14型大画面 – スマホやSBC(シングルボードコンピュータ)を快適に操作
・軽量&コンパクト – 外出先にも持ち運びやすい設計
とにかく「何とでもつながる」柔軟性と、ノートパソコン風の使い勝手を両立しているのがポイントですね。
開封の儀!「CrowView Note」の梱包物一覧

レビュー用の CrowView Note が届いたので、さっそく開封してみました!

箱を開けるとこんな感じで、いろいろときれいに入っていました。
同梱物は以下の通りです。

・CrowView Note本体
・UCB-Cケーブル(USB-C to C)
・USBケーブル(USB-A to A)
・HDMIケーブル
・充電用アダプタ
・ユーザーマニュアル
必要なケーブルはひととおり揃っているので、商品が届いたらそのまますぐに使いはじめられそうです。


「CrowView Note」本体外観とインターフェース

本体は14インチのモニターとしてはスリムで軽量な印象です。

開くと、キーボードとトラックパッドがついていて、見た目はまさにノートPCそのものです。

インターフェースは、本体の左側面に、USB-A、HDMIポート、USB-C。

反対の面にも、USB-C、オーディオジャック、USB-A、電源ポートといろいろなインターフェースが搭載されています。

底面の左右にはスピーカーの穴が空いています。音はそんなに良いとは思いませんでしたが、動画視聴などの際に活躍してくれそうです。スピーカーは、ないよりはあったほうがうれしいですね。
映像・音声・給電については、スマホやミニPCとの接続はUSB-Cケーブル1本で完結するのが便利そうだな、と思いました。
ちなみに、電源ケーブルを接続しなくてもスマホを接続するだけで利用できました。モニター本体自体に5,000mAhのバッテリーを搭載しているようです。
Androidスマホ(通常モード)を接続してみた
手元にRaspberry Piなどはなかったため、今回は、Androidスマホを接続して試してみました。

USB-Cケーブルでつなぐと、スマホの画面に「外部ディスプレイにミラーリングしますか?」と表示され、スマホの画面をそのまま、CrowView Note に表示することができました。

こんな感じで、スマホの画面がミラーリングされて、CrowView Note に表示されます。

スマホを横向きの画面にすると、映し出される画面も横向きになります。
キーボードで文字の入力も問題なくできました。

また、CrowView Note のディスプレイ自体は、タッチ操作非対応ですが、トラックパッドの部分をスマホ上でマウスのようにして操作ができるので、けっこう快適に操作することができました。

キーボードの上下左右のキーで、Android のホーム画面上のアイコンを選択して、Enterキーでアプリを起動できたりもできます。
ファンクションキーやキーを組み合わせてのショートカットなどもだいたい動作しました。例えば、Gmail を起動して、Ctrl + N を同時押しすると、新規メール作成、といったショートカットも動きます。
HOMEキーを押せば、Android スマホのホーム画面にも一発で移動することができました。

Gmail を起動して、メールを作成してみました。基本的には、スマホの画面をそのまま拡大した表示になります。

YouTube の動画を全画面で音声を CrowView Note のスピーカーから流して視聴することもできました。スマホと比べると、14インチのモニターはやはりかなり大きくて見やすいですね。

Chrome でネットサーフィンをしてみたんですが、最初は、スマホサイトが大きく表示されるだけで、ちょっとブラウザは使いづらいなと感じました。が、Chrome をPCサイトを表示させるモードに変更すれば、写真のようにノートパソコンでブラウジングしているような感じで、ネットサーフィンすることができました。
上で述べたように、基本的には、通常のスマホ画面を大きく表示して操作する形ではありますが、ブラウジングやSNS、メールの確認、テキスト入力などは快適にできたように思います。
今回、ぼくのスマホが非対応なので試せていませんが、デスクトップ表示機能に対応するAndroid スマホであれば、もっとたくさんの情報を表示して、より快適に利用できるのかもしれません。
「CrowView Note」をスマホを繋いで実際に使ってみた感想
「CrowView Note」をスマホと接続して使ってみた、率直な感想としては、「作業によっては、スマホ単体よりも作業効率が上がる!」 です。
特にテキスト入力や資料作成のような作業では、キーボードがあるだけで効率が段違いかなと思いました。
ただ、個人的には、スマホとのセットで持ち歩いて使う用途よりも、ミニPCやRaspberry Piと組み合わせて、プログラム開発や軽作業を行うモバイル環境 として使うの方が、「CrowView Note」の真価を発揮すると感じました。
面白いガジェット好きには刺さる
「CrowView Note」は、いわゆる「モバイルモニター」とは違って、キーボード付きでノートパソコンのような形態を持つのが最大の特徴です。
ミニPCやRaspberry Piを外に持ち出して作業する人、スマホをパソコン風に使いたい人にはかなり面白い選択肢になるんじゃないかと思います。
公式ページ・購入リンク
今回、ご紹介した「CrowView Note」の公式な製品ページは以下です。

また、今回の「CrowView Note」とは異なりますが、Elecrowの製品として、Amazonではノートパソコンの画面を拡張できるモニターなんかも取り扱いがあるみたいです。

Elecrowの様々なモニター製品、使いこなせば作業の幅が広がる面白い製品だと思います。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
クラウドファンディングも開催中
この「CrowView Note」、2025年8月2日より、CAMPFIREにてクラウドファンディングも実施中です。
キーボード&タッチパッド一体型多機能モバイルモニターCrowView Note – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
合わせてチェックしてみてください。
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