うちには長年愛用しているお気に入りのマグカップがあるのですが、黒い線のような汚れが目立つようになってきました。
こんな風に、鉛筆で線を引いたような、何かで引っ掻いたような傷のような汚れのような謎の線が入るようになったんです。
マグカップの外側だけでなく、内側にも結構な汚れが。右のマグカップは特に内部の汚れがひどいです。そして、食器用洗剤を使ってスポンジで擦っても全く落ちる気配がありません。傷になってるんでしょうか。
いったい、何なんだこの黒い線は!?
マグカップの黒い線の正体は「メタルマーク」。
ぼくが悩まされている、この鉛筆で書いたような黒い傷のような線、調べていくとどうやら「メタルマーク」というものだと分かりました。金属でひっかいたりすると、陶器につく汚れのようなものだそうです。
このマグカップ、10年以上使っているものだったのですが、このメタルマークが目立つようになったのはここ数年のこと。どうも数年前に導入した食洗機でマグカップを洗うようになってからこの汚れがつき始めたように思います。食洗機のネットとかが原因なのかしら。
「メタルマーク」はトイレ用洗剤で落とせる!?
このメタルマークの落とし方を調べていくと、以下の記事が目に止まりました。
食器の黒いスジ汚れを落とす方法 | 自作☆改造☆修理の館(新館)
上の記事では、トイレ用の酸性の洗剤にマグカップを漬け込むことで、メタルマークを見事に落としています。
そんなにコストがかかるわけでもないし、やってみるか!ということで、買ってみました。
例の記事でも使用されていたフマキラー製の「ネオナイス」というトイレ用洗浄剤です。
ネオナイスの主な成分は塩酸のトイレ用洗浄剤です。サンポールも有名で、そちらでも良さそうですが、サンポールは液体に色がついており色移りが不安、という記事も見たので、ネオナイスを選びました。1本150円しないくらいで買えるみたいです。100円ショップでも売ってたりするみたい。
「ネオナイス」にマグカップを漬け込んでみる
今回は、例の記事と同様に500mlのネオナイスを3本用意しました。洗い桶に入れて漬け込んでいきます。
全部は浸かりきらなかったので、半分くらいの高さまで。これで15分漬け込みました。
15分経ったら、マグカップを逆さにして反対の面も漬け込んでいきます。これでさらに15分。
さて、どうなるか・・・!?
メタルマークのついたマグカップを「ネオナイス」に漬け込んだ結果
それではご覧ください。
なんとあれだけ黒い線が入っていたマグカップに新品のような白さが蘇りました。こりゃすごい!
内側もばっちりきれいになりました。右のマグカップはちょっと汚れが残っていましたが、残りの液をメラミンスポンジにつけてちょっとこすったらキレイになりました。この結果には大満足です。
まとめ
ということで、今回、トイレ用洗浄剤「ネオナイス」を使って、マグカップの黒い線のような汚れ「メタルマーク」の洗浄をやってみたところ、うまくいきました。
だがしかし・・・!
この「ネオナイス」、トイレの洗浄という目的外の使用は、メーカー公式サイトの方では「推奨できない」とされているようです。
今回、マグカップの洗浄を試した後にこの案内に気がついたので、ぼくはやってしまいましたが、決してオススメはしません。
メタルマークの落とし方については、以下の記事によれば、「クエン酸とメラミンスポンジ」が効果的だそうです。
トイレの便器やタンクに付いた「メタルマーク」を消すには? | トイレつまり修理業者比較ランキング
お気に入りの食器についてしまった「メタルマーク」が気になる方は、クエン酸&メラミンスポンジでの汚れ落としを試してみるのが安全で良いかもしれませんね!
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