古いモバイルバッテリー、メルカリ等フリマアプリで売れる?

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古いモバイルバッテリー、メルカリ等フリマアプリで売れる?

外出時のスマホのバッテリー切れ、困りますよね。そんな危機を回避できるよう、モバイルバッテリーを持ち歩いている方も多いと思います。ぼくも出かける際はほぼ必ず携帯しています。

このモバイルバッテリー、大容量でコンパクトな製品とか、コンセントに挿して使えたりとか、便利そうな新製品が出たりすると、つい買っちゃうことがあって、家に何個もあるんですよね。そんなにたくさんあっても全部を活用できるわけでもないのに!

どんどん増えるモバイルバッテリー(?)

「じゃあ最近使っていないモバイルバッテリーはメルカリに出品して、使ってくれる方にお譲りしようかなあ」

と、なったのですが・・・

実は、中古のモバイルバッテリー、メルカリでは出品禁止なのですよね。なんてこった。

しかし、メルカリ以外の他のフリマアプリだと、どうなんでしょう?

気になったので、主要なフリマアプリについて、モバイルバッテリーの出品について調べてみました。

目次

メルカリ

上で先に結論を述べたメルカリですが、新品ではないモバイルバッテリーは明確に出品が禁止されています。

メルカリガイドには、「新品ではないモバイルバッテリー(スマートフォン・タブレット・PC用)」が、禁止されている出品物として明記されています。

過去には、出品時にPSEマークが写った写真を掲載すれば出品OKだった時期もありましたが、現在は完全に禁止されているようです。

ぼくはこれを知らずに、メルカリに不要になったモバイルバッテリーを出品したのですが、すぐにメルカリの運営から出品を削除され、警告を受けました。

出品後、「商品削除のお知らせ」というメールが届いた。

メルカリにモバイルバッテリーを出品する場合は、新品かつPSEマークがついている商品である必要があります。(2022年1月時点)

ラクマ

ラクマでは、以下のページからラクマの出品禁止商品リストが確認できるのですが、こちらに出品禁止商品としてリストアップはされていませんでした。

ラクマのルール – フリマアプリ ラクマ

ただし、新品、中古品、にかかわらず商品のPSEマークを写真で撮影して表示する必要があります。

モバイルバッテリーのカテゴリに出品しようとすると、以下のような警告が表示されます。

モバイルバッテリーを出品の際には「PSEマーク」の撮影が求められる。

出品時には、こちらを確認した上で出品するようにしましょう。

なお、PSEマークはこんな感じでモバイルバッテリー本体に表示されています。

ということで、ラクマでは、中古のモバイルバッテリーでも、PSEマークを撮影してアップロードすれば、出品はOKのようです。(2022年1月時点)

PayPayフリマ

PayPayフリマは、以下のページから出品禁止物に関するガイドラインを確認することができます。

ガイドライン細則 – PayPayフリマ

1.PSEマークが商品にあることを画像(記載内容が確認できる鮮明なものとし、当該商品に添付されていることが分かる方法による)で明示すること

2.届出事業者名、製品型番、定格電圧その他の購入者が安全性を確認するために必要な情報を掲載すること

ガイドライン細則 – PayPayフリマ

こちらをみる限り、PSEマークを出品時に撮影して掲載することに加えて、届出事業者名などを掲載する必要があります。これは電気用品安全法上、丸形のPSEマークの側に表示する必要があるので、PSEマークの表示の近くに確認できます。

Paypayフリマも、ラクマと同様、中古だから出品禁止、とはなっていないので、PSEマークおよび必要事項を掲載さえるえば、中古のモバイルバッテリーを出品することは可能なようです。(2022年1月時点)

ということで

フリマアプリで中古のモバイルバッテリーを売ろうと思ったら、メルカリ以外でしか出品できない、という結果になりました。(2022年1月時点)

ただし、各サービス、出品禁止のガイドラインが今後かわるかもしれないので、実際に出品する際には、その時点であらためて出品禁止になっていないか、きちんと確認することがだいじですね。

それでは、また!

本記事は、FCNT株式会社 運営の「あろうず研究所」( https://www.arrowslabo.net/ ) に寄稿していた記事を再掲載したものです。
※2019年〜2023年3月まで運営されていましたが、ウェブサイトは閉鎖済みです。

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この記事を書いた人

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