家電量販店やオンラインショップをのぞくと「4Kテレビ」とか「4Kディスプレイ」なんかを目にすることがありますが、どうやらプロジェクターも「4K」の時代らしいですね。
去年の12月、BenQから「HT8050」という家庭用のDLP方式のプロジェクターが発表されたんですが、この機種、超高解像度「4K」の映像が楽しめる最新プロジェクターなんです。
今回、いち早くこの「HT8050」の4K映像を体験できるイベントに参加してきましたので、イベントの様子を紹介したいと思います。
会場に到着すると、大画面のスクリーンがなんと4つも!
150インチのスクリーンが3つ、200インチのスクリーンが1つ設置されていました。
普段こんなに大きなスクリーンを使って映像を観るなんて映画館以外ないですよね。イベントがはじまる前からワクワクしてきます。
DLPプロジェクター、シェアNo.1のBenQ
イベントは、BenQの会社やこれまでの取り組みなどの紹介からスタート。
台湾本社から駆けつけたというBenQ Asia Pacific President のJeffrey Liang 氏も登場しました。
「BenQ」といえば、日本ではリーズナブルな液晶ディスプレイを販売している会社、というイメージが強くないですか?ぼくは去年までそう思ってました。
実は、プロジェクターの分野も頑張っていて、家庭用のDLP方式のプロジェクターの出荷台数は世界一なんだそうですよ。
ぼくも昨年、モニタープログラムでお借りして使わせていただいたんですが、DLPプロジェクター、黒い部分の表現が得意だったり、動きに強くてスポーツ観戦にも向いてたり、とても良かったです。
アンバサダープログラムの活用
これまでは、製品性能に自信があっても流通上の問題で、ユーザーにBenQの製品を体験してもらう機会が少ないと感じていたんだそうです。
そこで、昨年から「BenQアンバサダー・プログラム」を開始し、様々なモニター企画やイベントが行われています。カラーマネジメントディスプレイの体験イベントでは参加者の半数以上が実際に商品を購入したり、ゲーミングモニターのブランド「ZOWIE」のイベントでは、twitterのトレンド入りして商品販売数がぐんと伸びるなど、BenQを知ってもらう手応えを感じているそうです。
今回のイベントもアンバサダー企画の一環で、主役は冒頭で紹介した4Kの解像度を誇る家庭用のプロジェクター「HT8050」。
400万画素のマイクロミラーで、830万画素の投射、4K UHDを実現。
他社方式のものと比べ、ズレによる色モレがないんだとか。
他社の「4K エンハンスメント」方式と比べて、「HT8050」は精度の高い描写ができるそうです。このスライドだと、右のほうが斜めの線もキレイに見えますね。
映画制作者が意図した通りの映像が的確に再現できるという「THX認証」も取得済み。
BenQのホームシネマシリーズとして、「HT8050」以外に、THX HD認証規格の「HT6050」が発売予定。またLED光源を採用した「HT9050」という商品も販売計画中だそうです。
プロジェクターのある生活
ここでブログ「め〜んずスタジオ」のアスカさんが登場。実際にBenQのプロジェクターを自宅で使ってみた経験から「プロジェクターのある生活」というテーマでプレゼンです。
アスカさんは、毎週のように映画館に足を運ぶほどの映画好きだそうで、けっこう前にプロジェクターを購入した経験があるそうです。しかし、当時購入したプロジェクターは、本体サイズの割に画質が良くない、ファンがうるさい、角度調整がしづらい点などの不満があったんだとか。
そんな彼が自宅でBenQのプロジェクター「HT3050」を使ってみたところ、映像のキレイさ、静かな動作、角度調整のしやすさ等に感動したそうです。しかもリモコンで台形補正ができちゃう。
投影される映像が歪んでしまっている場合、席を立って本体の角度調整などを行う必要がありますが、この機種だとリモコンで補正をすれば済んじゃうんですよね。ぼくも使ったことがあるんですが、めちゃくちゃラクチンです。
また、普段は「これがすごいんだよー」と家電などの話をしても喰いついてこない奥さんでさえ、BenQのプロジェクターのキレイな映像には感心して、二人の会話が弾む、夫婦の仲が深まる、なんてことも起きたんだとか。
そうそう。
アスカさんのプレゼンの中で一番「なるほど!」と思ったのが、小さなお子さんがいる家庭にプロジェクターってぴったりなんじゃないかってこと。
小さなお子さん連れだと、他のお客さんに迷惑をかけてしまうかも、と映画館に行くのは敬遠しがち。でも、プロジェクターさえあれば、自宅で大画面で映画を楽しむことができるんです。
迫力ある映像に興奮して騒いだって、家の中なら問題ないですからね。
同じプロジェクターのモニター企画に参加していた方で、お子さんがいる方にも話を聞いてみたんですが、壁や天井に映画を映して大画面で楽しむのは、子どもたちは大喜びだったそうです。
もちろんお子さんだけでなく、大人も楽しめますから。家庭へのプロジェクター導入って大アリですよね。
キレイすぎる!4K UHDプロジェクターの世界
アスカさんのプレゼンの後、は実際に「HT8050」を使った4K映像の視聴体験がスタート!
200インチの大型スクリーンに映し出される映像、さすが4K、細かい部分の描写まですごいですね・・・。
スクリーンの映像ってざらざらしている印象もあったりしますが、きめ細かくなめらかな映像は、本当にスクリーンなのかと疑ってしまいそうな気分。自宅のテレビなんかより数倍キレイですよ。
カメレオン、質感やばくないですか。
たべたい。
毛並みやウロコ、細かい部分まで、繊細で美しく描写される映像に空いた口がふさがりません。色の表現も鮮やかで、これが家にあれば本当に映画館行かなくていいぞ・・・。
この映像を投影していた「HT8050」がこちら。470.7 x 224.9 x 564.7 mm、重量は約14.8kgとサイズはかなり大きいです。
2017年2月24日発売予定で、オープン価格ですが、実売価格は70万円前後になりそうだとのこと。
気軽にプロジェクターを導入する、って感じじゃあなく、本格的にホームシアターをやりたい方向けの製品ですね。
予算や場所が準備できる方は「HT8050」と専用の大型スクリーンを購入すればハイクオリティなホームシアターが構築できると思います。
専用のスクリーンがなくても壁に映して楽しもう
プロジェクター専用のスクリーンはあればベストでしょうけど、なくても自宅の壁や天井に投影することで、十分に楽しむことができます。
ぼくも参加したのですが、昨年、BenQのプロジェクターのモニター企画が行われました。いろんなブロガーの方が、使い勝手をブログでレビューしていますが、専用スクリーンじゃなく、自宅の壁に投影して楽しんでいる方もかなり多かったです。
4Kのプロジェクターを気軽に導入するのはちょっとハードルが高いですが、小型のプロジェクターを購入して自宅の壁に大画面の映像コンテンツを映して楽しむのは、やってみると意外にかんたんで、しかも楽しいです。
BenQのDLPプロジェクター、映像もキレイでオススメなので、ぜひ上記レビュー記事などをチェックしてみてください。
今回のようなイベントやモニター企画に参加できる「BenQアンバサダープログラム」も募集中なので、興味がある方はあわせてどーぞ!
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