オムロン ヘルスケア オフィシャルレポーターのモニター企画で「ねむり時間計 HSL-004T」をお借りしました。
日々の眠りの状態を記録してスマートフォンアプリで確認できるデバイスです。
こちらを約1ヶ月間使用してみたので、感想をまとめておきたいと思います。
アプリで睡眠記録がとれるのが便利
「ねむり時間計アプリ」(iOS/Android対応)で、毎日の睡眠記録を残して、振り返ったりできるのは便利です。
今回お借りしていた「HSL-004T」では、睡眠時の温度・湿度もセンサーで測定して記録できます。この記録はぼくはあまり必要としなかったので、自分で買うなら温度・湿度センサーが搭載されていない「HSL-003T」のほうですかねー。
自分の「ねむりタイプ」は何の動物?
アプリの機能で、「ねむりタイプ診断」というのが面白かったです。1週間分のねむりデータから、そのひとの傾向を分析し、「ねむりタイプ」として動物の睡眠に例えてくれます。
ぼくは期間中、ずっと「フクロウタイプ」でした。診断されたタイプによって、アドバイスをもらえるのもよいですね。
「○◯タイプ」と分析されるのが分かりやすくて楽しいので、睡眠習慣を変えていこうと思っているひとにとっては、「来週は別のタイプを目指すぞ!」というモチベーションになるんじゃないでしょうか。
寝付きのトレーニングできるのがいい
もう1点、アプリでよかったな、と思うのは「リラックスリズム」を設定できる点です。睡眠開始時に、リラックスして睡眠できるような呼吸法を教えてくれる「リラックスリズム」を音声で流してくれるのです。
全部で3種類あって好きなものを選べます。実際に使ってみると、呼吸を意識するようになり、寝つきやすくなったなあと思えました。この音源、声の主はヨーガインストラクターの椎名慶子さんなんだそうです。「パブロフの犬」じゃないですが、毎晩眠る前に聴いていたので、たぶん椎名さんの声を聴いただけで眠れちゃうんじゃないか、という気もしています。
ここが良くなると、もっと良い!
実際に1ヶ月使ってみて、改善してもらえるといいな、と思った点があります。それは、睡眠の計測開始と計測終了を手動で行う必要がある点です。
睡眠を計測する際は、「さあ寝るぞ、いまから睡眠測定するぞ!」というタイミングで、本体またはスマートフォンアプリから、測定開始の操作を行わなければいけません。
セットをするのを忘れた日は、測定できないし、毎回操作するのもちょっと面倒だなあ、と思っていました。枕の隣に置いているので、布団に入ったらそれを感知して測定をスタートする機能があったら良いなあ、と思いました。
そして、目覚めた時にも計測終了操作を自分でしなければいけない点が、ぼくはちょっと困りました。何かというと、二度寝非対応なんです。
朝、セットしたアラームが鳴って、スマホで「起きる」ボタンを押すとそこで記録終了となってしまいます。ぼくは、一度のアラームで起きられなくて二度寝しちゃうことがけっこうあるんですけど、この二度寝分が睡眠記録には残りません。アラームで目覚めたものの、ついベッドでゴロゴロしてしまってそのまま二度寝してしまった場合は、その二度寝分がカウントされないんです。
ぼく自身の睡眠記録を見ると毎日アラームが鳴る午前7時前後に目覚めていますが、実際はこのあと2時間くらい二度寝しちゃったりしてします。これがカウントされないので、ぼくの場合は、総睡眠時間などが正確に測定できていないんじゃないかと思います。朝、二度寝しないひとは当てはまらないと思いますが、ぼくみたいにズボラなひとには合わないのかもしれません。
ということで
オムロン「ねむり時間計」を1ヶ月にわたって試用してました。
睡眠記録をとれるのも良いのですが、「リラックスリズム」のおかげで、リラックスして入眠できる呼吸法が身についたのがぼくにとっては一番の収穫だったかなー。
「スムーズな寝付きを身につけたい」と思っている方にはピッタリのアイテムかもしれませんね。
コメント