最近、仲間うちで、「毎日ブログを書こうキャンペーン」をやっていまして。
今日のテーマが「オススメの本を紹介しよう」。なんですよね。
ということで、ぼくが紹介するのがこの一冊。
木村緑さんの「ひとり料理 これだけあれば」です。
見ての通り料理本です。ヒマナイヌ川井さんの食材を限定した料理本「ひとり料理 これだけあれば」が面白い! : himagという記事を読んで即座に購入したのですが、本当におもしろい。
ひとり暮らしが長くある程度、料理するぼくにとっても、とってもためになる。
記事タイトルのように「大学生になってひとり暮らしをはじめた時期に、この本に出会いたかった!」と思った一冊です。
なんで料理をした方がいいの?
という問いかけからはじまる本書。
お子さんが生まれ、必要に迫られて料理をやっているうちに面白くなって自分の料理店まで作ってしまった著者の木村緑さん。
ひとり暮らしの人の多くが「自炊したい・料理をしたい」と考えているにもかかわらず、ほぼ自炊できていない、というアンケート結果から、「これだけあれば」という道具・材料・調味料を最小限にするルールを作って、料理を気軽に楽しめるようになろう、というのがこの本のざっくりとした内容です。
「これだけあれば」いい道具
包丁、まな板、フライパンやその他の調理器具。こちらも「これだけあれば」十分だというものを教えてくれます。
またその道具を選ぶ時の選び方、じょうずな使い方などもシンプルな言葉でわかりやすく教えてくれます。
「これだけあれば」いい調味料
いろんな料理を作る上で欠かせない調味料。その調味料も「これだけあれば」よい、という調味料の紹介、またその使い方、選び方やその他のアドバイスも教えてくれます。
「多少割高でも小さいサイズのものを最小限そろえよう」
ほんと、いっつも大きいサイズのを買って賞味期限切らしてしまってごめんなさい、まったくもってそのとおりだわ・・・。
「これだけあれば」いい野菜
そしてこの「玉ねぎ」、「キャベツ」、「大根」、「じゃがいも」、「にんじん」の5野菜をとことん使うというルール。
ひとり暮らしだといろいろ買うと余っちゃうので、この5つの野菜をベースに献立を組み立てて、変化に富んだ食卓を実現かつ、食材をあまらせずに使っていこう、という方針なのです。シンプルなルール!
たとえば、玉ねぎを買ったら
買ったら、というか買う時の選び方から保存の仕方、切り方、余ったらどうするか、古くなった時の対処法、などが食材ごとにまとめられています。ぼくはひとり暮らし10年近くになりますけど、あらためて勉強になりますよ。
で、「玉ねぎ」ならその玉ねぎを活用したレシピがたくさん紹介されていきます。
この写真は「オムレツ」なのですが、レシピとしては「そぼろストック」。「そぼろ」を「ストック」して冷蔵や冷凍保存して、いろいろアレンジメニューを作れるから便利だよ、とかそんな内容です。
調理法も写真が多くてとてもわかりやすいですよ。
こちらは「おろし野菜のインド風チキンカレー」。
「5野菜だし、レシピ数はそんなにないでしょ?」と侮るなかれ。「これだけあれば」の道具と調味料、5野菜をメインに手軽でおいしいレシピが、57種類も紹介されているんですよ。これはうれしい!
休日には肉を煮よう
ということで、先ほどの57レシピとは別に、お肉料理も紹介されているという贅沢さ。さらに市販のものではなく自分で作る「めんつゆ」や「ドレッシング」の作り方なども紹介されていて、ほんともうひとり暮らしのはじめの一歩にふさわしすぎる一冊です。
ということで
ぼくも料理は好きなんですが、誰かから教わるでもなくなんとなく料理を作っていただけなので、この本を手にしてからはあらためて勉強しながら料理を楽しんでいます。
ほんと、買ってよかった!
これから料理をはじめようと思っている、ひとり暮らし初心者の特に男子のみなさん、これ1冊持っておくと絶対いいよ!
超オススメ料理本です。
コメント