メルカリで「オークション」形式の出品ができるようになっていました。
機能は順次公開とのことでしたが、ぼくのアカウントでもオークションが使えるようになっていたので、さっそく試してみることに。これまでのフリマ形式とはどう違うのか、実際に出品してみた感想をまとめます。
出品方法はほぼフリマと同じ
出品自体は、これまでのフリマ形式での出品とほぼ同じでした。
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価格の設定時に「定額」か「オークション」かを選べるようになっており、オークション形式を選ぶと、最低価格(開始価格)を決めて出品することになります。
ただし、オークションの終了日時は自由に設定できない という仕様になっています。
最初の入札が入った日の翌日の20時台に自動的に終了する仕組みです。
例:
- 最初の入札日時:2025/02/04 16:15
- オークション終了日時:2025/02/05 20:15
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また、終了5分前に入札があった場合は自動で5分延長されるそうです。人気商品なら、終了間際に競り合いが起こることもありそうですね。
実際に出品してみた
試しに商品を出品してみました。すると、それなりに「いいね」がつき、初日にはさっそく入札が入りました。
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翌日、入札が徐々に増えていき、最終的には設定した価格よりも少し高めの金額で落札されました。想像していたよりもスムーズに進んでいく感じ。
ただし、落札後、落札者が購入手続きをしないと取引は進まない 仕様になっています。
X(旧Twitter)で調べてみると、「落札されたのに購入手続きをしない人がいる」という報告もちらほら。ぼくの場合は問題なく進みましたが、落札者の動き次第でトラブルになる可能性はありそうです。
メルカリのオークションを使ってみた感想
実際に使ってみて、いくつか気になる点がありました。
- 終了日時を自分で決められないのが不便
- 初回入札から翌日終了はちょっと早すぎる気がする
- 低価格スタートにすると、そのまま安く落札されるリスクがありそう
ぼくは20年ほどヤフオク!を使ってきたので、どうしても比較してしまいます。
ヤフオク!の場合、終了日時を自由に設定できるため、「この時間帯ならアクセスが増えそう」とコントロールできるのが魅力です。さらに、終了間際には「もうすぐ終了」順に並ぶので、オークションが白熱しやすい仕組みになっています。
一方、メルカリのオークションは、そうした視認性の向上があるのか不明。終了間際に注目されるような仕組みがないと、安いまま落札されてしまう可能性が高そうな印象を受けました。
人気商品であれば「いいね」がついた人が競り合ってくれるかもしれませんが、そこはまだ検証が必要です。
まとめ:今のところ積極的には使わないかも?
ひとまず試してみたメルカリのオークションですが、今のところ、ぼくは積極的に使おうとは思わない というのが正直な感想です。
オークション形式で出品するならヤフオク!のほうがコントロールしやすく、定額販売ならメルカリのほうが適していると感じました。
ただし、メルカリは圧倒的にユーザー数が多く、商品が売れやすいという強みがあります。今後、オークション機能がどのように改善されていくかを見ながら、使いどころを探っていきたいと思います。
今後もメルカリのオークションを試しつつ、動向を見守っていきます!
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