「ムジナ」をご存知でしょうか。あまり馴染みのない動物かもしれませんが、タヌキ的な動物をイメージしてもらうと良いかもしれません。
その「ムジナ肉」、「シカやイノシシと比べて10倍旨い」幻のジビエなんて言われているそうですよ。そんなの食べたいに決まってるじゃないですか。
で、この7月に渋谷に「むじなや」というお店がオープンしました。世界初の「アナグマ肉=ムジナ肉」のすき焼きが食べられる専門店です。オープンより1年間は、クラウドファンディングで会員証を手に入れた方限定の予約制なんだとか。
ありがたいことに、会員証を持ってるお友達が予約して誘ってくれたので、いってきましたよ!
6,480円、一本勝負。
食べ物は個別のメニューは用意されていません。6,480円(税込)のコースのみの提供で、ドリンクはアルコール、ソフトドリンク飲み放題。
とりあえずビールでカンパイ!『渋谷ビール』とか言ってたかな。
最初に出てきたのは「鹿ロースのたたき」。
カイワレ、タマネギをお肉にはさんで、お醤油+わさび、ポン酢+おろし生姜で頂きました。
のっけからね、おいしいですよ。新鮮なのか、熟成具合がいいのかわからない味音痴ですが、とにかくお肉が甘い!旨い!
続いては、「猪の味噌煮込み」。じっくり煮こまれたイノシシ肉にほろりと崩れる大根や里芋?、あま〜く濃厚な味噌。
しかも小ライス付き。まちがいなくオン・ザ・ライス案件ですね。みんな味噌煮をオンザライスしてかきこんでました。
こちらは色も鮮やかな、香の物に
塩加減も絶妙なカラスミ、と口直しにも美味しいお皿が出てきます。
そして本命、ムジナ肉のすき焼き。
すきやき鍋が登場!
美人女将がムジナ肉とネギを持ってきてくれました。
まずはネギを焼いていきます。
そしたらお肉を豪快にドーンと。これは高まる!!
ジュウジュウきたぞ!ジュウジュウきてる!
ここに九州の調味料「赤酒」を投入。何かというと、アク抜きをしながら、ケモノ特有の臭みをとっているという。
だんだん色が変わってきて、もう食べたい。でもまだ早い。
いったんここでお肉とネギをお皿にあげました。ここまでは完全にアク抜き作業だったのですね。
待ちきれなくてニオイを嗅いでいるわんぱくな人。
お鍋を変えて、再度お肉投入!こっからすき焼きっぽさが加速。
お砂糖投入!めっちゃ入れる!
お腹壊さないようにめっちゃ焼く!しっかり焼く!
女将がお肉以外もきれいに盛りつけていってくれます。舞茸。
シメジ?
白菜をワシヅカミ!
すき焼き関係ないけど、女将、指キレイですね。
春菊!
ニンジン!
完成、できたーー。お肉が隠れちゃって見えない、ムジナ肉のすき焼きです。
実食!
さあ、たべるよ。まずは卵をつけずにそのままパクリ。
圧倒的に脂のノリがスゴイ!そして肉の旨味!
牛肉のすきやきとかを想像すると、ムジナ肉のすき焼きはだいぶ硬いお肉なんですが、噛めば噛むほど肉の旨味を感じられてすごい。無限に旨味が出てくるんじゃないかと思うほど。
もちろん卵つけても旨い。うまいわー。これやばいな。さすが「鹿・猪とかより10倍旨味がある」と言われるだけある。
もりもり食ちゃいました。
シメは「カラスミそば」
お肉や野菜、キノコを食べ終わったあとは、シメのおそば。
ムジナ肉の肉汁がたっぷりの割り下。これをお蕎麦の器によそっていく女将。
そこに「カラスミ」をたっぷりと削り入れます。
完成!
甘〜い味付けに、カラスミがいいアクセントになってて、おいしく頂けるシメのお蕎麦でした。
贅沢を言えば、最後にデザート的なものがもう1品つけばありがたいかな。
ムジナ肉、はじめて食べたけどおいしかったなー。
また予約してもらって食べに行きたいなと思います。
ごちそうさまでした!
※この記事の写真・動画はCanon PowerShot G7 Xで撮影しました。
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