「シロガネーゼ」にだまされるな!

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シロガネーゼ

先日、「三軒茶屋」を「さんげんちゃや」だと思っていたとブログに書いて「間違わねーよ!」という感想を多くいただきました。間違っていた人はあまり声を大きく言わないと思うので、少なからずいるじゃないかなーと思っているんですけどね。

さて、めげずに、今回も似たようなお話。

これは間違ってた、というよりは読み方が曖昧だったのですが、「白金」「白金台」という地名があります。東京港区の高級住宅街です。

で、この読み方。

「しろがね」「しろがねだい」と読むんじゃないかなと思っていたのですが、「しろかね」「しろかねだい」が正式なようです。濁音にはなりません。

というように、ぼくとおなじような風に思っていた方がtwitterにいました。

「シロガネーゼ」という言葉

この白金・白金台エリアのセレブな女性のことを「シロガネーゼ」と言ったりします。

VERY (ヴェリィ) 2014年 09月号 [雑誌]

女性誌「VERY」の編集者、相沢正人さんが「ミラネーゼ(ミラノっ子を意味するイタリア語)」をもじって、1998年に作った造語らしいです。

相沢さんが間違って「しろがね」と認識していたか、わざと濁らせたかは定かではありませんが「シロガネーゼ」という言葉の流行により、「しろがね」「しろがねだい」だと思っていた方も少なからずいるんじゃないでしょうか。

えっと、ぼくもそうです。

連濁の法則

また、日本語の発音には「連濁の法則」というものがあって、2つの単語が合体したときに後ろの単語の清音が濁音になるという法則があります。
たとえば、「ときどき」とか、「いけばな」とか。「かぶしき」+「かいしゃ」で「かぶしきがいしゃ」とか。

以下のブログが参考になります。

[ 日本語 ] 連濁ってなに!? →2つの語が合体した時に起こる化学反応です。 | yossense

なので「しろ+かね」=「しろがね」となるほうが日本語的には自然なのかもしれません。
が、「白金」については、「しろかね」と濁らないのが正式だそうですよ。

ということで、「シロガネーゼ」は「しろがね」ではなく「しろかね」に住んでいる、というお話でした。

シラナカッタゼ!

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