これを読んでいる方は少なからず、ゲームで遊ぶんじゃないかと思うんですが、ぼくは、子供の頃からゲーム大好きで、よく遊んでいます。
特に自宅で家庭用ゲーム機で遊ぶのが好きで、 PlayStation®4 Pro(以下、PS4®Pro)やニンテンドースイッチのゲームを遊ぶことが多いです。
つい先日、PS4®Pro本体が、それまでよりも5,000円値下げされ、39,980円(税別)と価格が改定されたので、購入を検討している方もいるかもしれませんね。
さて、そのPS4®Proなど家庭用ゲーム機を接続するモニターなのですが、いわゆるテレビをゲーム用にも使っている方が多いんじゃないかと思います。ぼくもそうです。
今回は、ゲーム用にBenQさんから「EW3270U」という、4Kモニターをお借りして、2週間ほど試用させてもらいました。
この記事では、「EW3270U」がどういったモニターなのか、実際にゲームを遊んでみた感想、などを紹介したいと思います。
4K・HDR対応の31.5型モニター「EW3270U」
お借りしたのはBenQ「EW3270U」という機種です。
画面サイズは、約31.5インチとなかなか大きなサイズで、解像度は4Kに対応、HDRにも対応しています。
サイズ感が分かりやすいように、PS4用のソフトを並べてみました。
大きな画面は、ゲームが捗りそうですね。
BenQ「EW3270U」のスペック
製品スペックはざっくりと以下のような感じです。
BenQ「EW3270U」の製品仕様 | |
---|---|
サイズ / パネル /バックライト | 31.5型ワイド / VA / LED |
解像度 | 4K UHD(3840 x 2160) |
表示色 | 約10億7000万色 |
画素ピッチ/画素密度 | 0.182mm / 140ppi |
アスペクト比 | 16:9 |
コントラスト比 | 3000:1 |
輝度(cd/m²) | 300 cd/㎡ |
視野角(左右/上下) | 178°/178° |
応答速度 | 9ms (GtoG 4ms) |
ティルト角度 | 上下:-5°/15° |
消費電力 (最大/標準/エコ) |
76W / 49W / 36W |
スピーカー | 2W x 2 |
ヘッドホンジャック | ○ |
入出力端子 | HDMI 2.0 x2 / Display Port 1.4 / ヘッドホンジャック |
同梱ケーブル | 電源ケーブル(約1.5m) miniDP to DPケーブル(約1.8m) USB Type-Cケーブル(約1m) |
その他付属品 | クィックスタートガイド ドライバーCD 保証書 |
本体サイズ(WxHxD) | 727mm × 523mm × 215mm |
本体重量/梱包重量 | 約7.5 kg / 約10.2kg |
フリッカーフリー | ○ |
ブルーライト軽減 | ○ |
ブライトネスインテリジェンスPlus(B.I.+) | ○ |
「EW3270U」の外観
製品の外観を写真で紹介します。
背面左側に、HDMIポートが2つと、3.5mmのヘッドフォンジャックがあります。他に、DisplayポートとUSBポート(Type-C)が1つずつあり、パソコンなどへの接続も容易です。背面右側には電源ケーブルをさすところがあります。
画面の高さ調整や左右への首振りはできません。角度のみ、-5°〜15°まで倒すことができます。机の上において使う際なんかには角度調整が役立ちそうです。
電源や画面の調整、設定などは右下の底面に並んでいます。頻繁に操作することはないかもしれませんが、この位置は若干操作しづらいですね。リモコンが付属していると最高なんですけどね。
4K対応のPS4®Proと接続
ざっくりと外観を紹介したところで、さっそくPS4®Proと接続して遊んでみました。
PS4®Proとの接続は、HDMIケーブル1本で済むのでとてもカンタンです。
EW3270U自体にはHDMIケーブルは同梱されていませんが、PS4®Pro本体を買うと、HDMIケーブルが1本ついてくるので、別途用意する必要はなかったです。
4Kの解像度およびHDRで楽しむための、PS4®Pro側の設定ですが、「サウンドとスクリーン」の映像出力設定を自動にしておけばそれでOKでした。
現状の解像度を確認すると、3840 x 2160のいわゆる4Kの解像度で出力されていることがわかります。HDRも「対応」の表示が出ていました。
また、もうこの時点で表示されている文字がパキッとくっきりと見やすくなっていることがわかります。PS4®Pro側の設定で解像度を1080pに下げたりしてみたのですが、明らかに4Kの解像度は、文字がくっきりしていて格段に見やすいです。
4K対応のゲームを遊んでみる
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
一部ムービーを除いて、高画質化されるという「ドラゴンクエストXI」は、グラフィックの迫力に圧倒されました。書き込まれたフィールドの草木が生き生きと感じられます。
JUDGE EYES:死神の遺言
また、12月に発売予定、木村拓哉さん主演で話題の「JUDGE EYES:死神の遺言」の先行体験版も遊んでみたのですが、これもまたド迫力でした。
画面をデジカメで撮影したものなのでなかなか伝わらないかもしれませんが、肉眼で見るとさらに凄かったです。
もともと作品のグラフィックがすごいというのはあると思うんですが、登場人物のシワや毛穴など肌の様子まで鮮明な描写や、街並みの細かいところまでがリアルな映像で、本当にゲームの世界に没入できました。怖いお兄さんたちも、すごい迫力。
HDRでよりリアルな映像体験!
バイオハザード7 レジデントイービル
また、今回の「EW3270U」とPS4®Proの組み合わせでは、4KだけではなくHDR機能を活かしたゲーム体験もできます。
写真は、「バイオハザード7 レジデントイービル」のプレイ画面をデジカメで撮影したものです。
HDRが効いていない状態では、暗い部分が真っ黒につぶれて見えていましたが、HDRを効かせた状態では、影の暗い部分の細かな様子がはっきりとわかります。
ナマナマしい恐怖が味わえるというか、より臨場感のある世界を楽しむことができました。めちゃくちゃビビりながらプレイしましたよ・・・。
なお、このHDRのオンオフや、ブライトネスインテリジェントPlus(後述)は、画面右底面のボタンで簡単に切り替えることができます。
4Kの映画なども楽しめる
ゲームの話とはちょっと外れますが、「PS4®Pro」はゲーム以外にもエンタテイメントマシンとしての側面もあり、「Amazon Prime」や「Netflix」などの動画サービスも簡単に利用することができます。そこで配信されている4K解像度の映画なども、「EW3270U」を使えば、より迫力のある映像で映画を楽しむことができます。
スピーカーは足した方が良いかも
「EW3270U」は、底面に2Wのスピーカーが左右に1つずつ内蔵されていますが、正直なところ、物足りないように思いました。
3.5mmのヘッドフォンジャックがついているので、好みのヘッドフォンや外付けのスピーカーを接続すると、ゲームの迫力や臨場感がグンとアップするのでオススメです。
4Kテレビに比べてここが良い!
4K対応かつ、HDR対応でPS4®Proのゲームを遊ぶ・・・と考えていくと、実は4K対応のテレビもかなり手頃な価格になってきているため、そちらの方が妥当な気もしていました。
が、4Kテレビと比べてみたときに、この「EW3270U」の方が優れているなあという点があります。それは、「目の疲れを軽減する」「目に優しい」しくみが充実しているところです。
目の疲れを軽減する「ブライトネスインテリジェンスPlus」
まず、「EW3270U」には、ブライトネスインテリジェンスPlusというテクノロジーが使われています。
ディスプレイ前面のセンサーで明るさを感知し、それに応じて画面を適切な明るさや色合いに自動調節してくれるテクノロジーです。
朝と夜、など、時間帯によって、部屋の明るさはどうしても変わってしまいます。それに合わせて、自動で目にやさしい疲れにくい環境を作ってくれる、というのはありがたいですね。
ブルーライト軽減機能
また、最近はスマホなどにも搭載されていたりしますが、「EW3270U」には「ブルーライト軽減」機能がついているのも、目の疲れを軽減できるポイントです。
フリッカーフリー機能
さらに、多くのテレビとは異なり、画面のチラツキを抑える「フリッカーフリー」機能が搭載されているのもありがたいですね。
画面自体も、光沢がないノングレアタイプなので、映り込みもほとんどないのが目が疲れにくいんじゃないか感じます。
ゲームが好きな人は、気がついたら数時間、下手したら半日以上、プレイし続けることもあるので、できるだけ目にやさしいモニターというのは、すごくありがたい存在だと思います。
ゲーム専用4Kモニターとして「EW3270U」を選ぶ
テレビをよく観る方なら、4K対応のテレビを選ぶ選択肢もあります。
が、4Kの映像美に加えて、目に優しい工夫がふんだんに搭載されている「EW3270U」を、ゲーム専用のモニターとして選ぶ、というのもぜんぜんアリだなと思いました。
ゲーム専用4Kモニターがあれば、家族にテレビを占拠されていても、好きなゲームを楽しむことができますしね。
ゲーム大好きなんだけど、最近目が疲れやすいんだよな、なんて人にもオススメです。
なお、現在「EW3270U」は、6万円以下程度の価格で手に入れることができるようです。
気になる方、ぜひ、チェックしてみてくださいね!
「BenQアンバサダープログラム」 について
「BenQ」の新製品に関する情報や、アンバサダー限定のイベントやモニター企画などの情報をいち早く受け取れる「BenQアンバサダープログラム」というのがあります。興味がある方は、こちらも以下よりチェックしてみてください。
コメント