年末、友だちに誘われて、高校バスケを観戦してきました。
全国高校バスケットボール選抜優勝大会、通称「ウィンターカップ」という大会です。
ぼくは「スラムダンク」ど真ん中世代で、中学の部活でバスケットをやっていました。
男女合わせて200人ちょっとの中学で、中1の時のバスケ部入部希望者が50人くらいいましたからね。
そのくらい当時は人気がすさまじかった。3年生になる頃には10人しか残らなかったんですけどね。
それ以来になるので、生でバスケの試合を観るのが20年以上ぶりくらいです。
場所は東京体育館で、朝9時の開場に備えて並ぶ列が思っていたよりすごかった!
友だちがとってくれたのはアリーナ席のチケットなんですけど、アリーナの中での自由席なので、朝から良い席の争奪戦なのですね。
寒い中並んで無事に良い席を確保。3位決定戦(帝京長岡 VS 北陸学院)と優勝決勝戦(福岡第一 VS 東山)の2試合を観戦しました。
開始1時間前から会場入りしているので、ウォーミングアップから選手たちを見ることができました。
一緒に行った友だちと「ああ、こういうストレッチとかフットワーク、やってたなぁ。」とバスケ部あるあるでひと盛り上がり。
そこで、友だちは「トライアングルパス」「スクウェアパス」と呼んでいたのに対し、ぼくの中学で「三角パス」「四角パス」と呼んでていて、同じ練習でも呼び方がちがったりするのに気がついたりしてそれもまた面白いです。
実際に試合が始まると、さすがに日本一を決める大会ですね。
3ポイントもバシバシ決まるし、パスもドリブルもめちゃくちゃ速くてレベルの高い選手たちに、観客の応援もめちゃくちゃ盛り上がっていました。
会場大興奮のブザービーターの瞬間を見事に撮り逃した
力と力、技と技のぶつかり合い。特に東山4番の岡田選手のボールハンドリングはやばかったです。
こういった盛り上がるプレイに驚いたのはもちろんのこと、20年前にやっていたバスケットとはルールなどが変わっていたのも新鮮でした。
知ってる方には常識なのかもしれませんが、ぼくは知らなかったです。
前後半じゃない
まず前半・後半じゃなくなっていました。10分×4のクォーター制。クォーター間には2分のインターバル、第2クォーター後には、10分の長めのインターバルがあります。
ぼくが中学の時は前後半15分ずつだった気がしますね。試合中にしょっちゅう足がつっていた覚えがあります。
ジャンプボールがほとんどない
試合中にヘルドボール(ボールを両方のチームの選手が掴んで動かない状態)になると、ジャンプボールを行っていたと思うんですが、これがなくなっていて、サイドからのスローインになっていました。
どっちのチームのボールになるかは交互に順番が回っているようです。ジャンプボール、地味に好きなのでちょっとさみしい。
3秒エリアが台形じゃない
そして、ゴールしたの制限区域(オフェンス側が3秒以上はいってるとダメ)が台形ではなく、長方形になっていました。これもNBAとかと同じになったんですね。
シュートクロックが24秒に
ボールをもったチームは30秒以内にシュートしないといけない、30秒ルールがあったんですが、これも24秒になっていました。実際に目の前で見ていてかなり試合展開がスピーディーだなと感じました。
この他にも色々変わっているとは思うんですが、気がついたところをポツポツと。
ぼくの中では「スラムダンク」の時代から高校バスケのルールが止まったままだったんですね。スラムダンクは何度も読み返してたけど、実際の高校バスケは追っかけていませんでした。
でも、ナマの高校バスケは、思っていた以上に面白かったです。また機会があれば観戦したいですねー。
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