8月22日に、CANONの新しいコンデジが発表になりました。
高級コンデジのSシリーズの最新機種、PowerShotS120です。
発表の翌日、キヤノンマーケティングジャパンのブロガーイベントが行われたので、参加してきましたよ。
イベントは、まずキヤノンさんより今回の商品の説明。
キヤノンさんがコンパクトデジカメ市場で考える、ユーザーに提供していく必要があると考えている価値とは、「ハイスペック × コンパクト」の両立、だそうです。
アンケートによると、高級コンデジを購入したユーザーの約8割が次に買う高級コンデジは「ハイスペックで、且つコンパクトなカメラが欲しい」と答えているそうです。
ということで世に送り出すのがPowerShot S120。
これまでのSシリーズからのフルモデルチェンジです。
7つの”New Fact”
フルモデルチェンジを証明する、7つの”New Fact”の説明がありました。
New Fact01:世界再薄ボディー×F1.8レンズ
通常は、F値の小さい、明るいレンズになればなるほど大口径化してボディも大きくなるらしいですが、PowerShot S120の厚みは、29mm。
F1.8以下のレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラの厚みにおいて、世界最薄ボディーを実現したそうです。
New Fact02:映像エンジンDIGIC6
映像エンジン、というのはデジカメの脳みそ、にあたるもの。
従来の、DIGIC5という映像エンジンよりも、静止画、動画ともに大幅性能アップ。
特に、静止画の連続撮影が高速化したようです。
New Fact03:約0.1秒の高速オートフォーカス
シャッターを半押ししたらすぐにフォーカスが合う、その早さ約0.1秒と人間の目に近い反射的なオートフォーカスを実現。
反押しからのオートフォーカスは、前前モデルのS100が約0.28秒、前モデルのS110が約0.2秒なので、約2倍の早さを実現したようです。
New Fact04:約12.1コマ/秒の連続撮影
高速連射性能がパワーアップしたようです。
実際に、会場で試してみましたが、記録フォーマットがJPGのときはかなり高速で連写できました。RAWだと連写速度はJPGのときほど高速では連写できませんでした。
今回の会場に、なんと世界チャンピオン ジャグリングプロのボンバングーさんがいらっしゃっていてジャグリングを披露してくれました。その様子を動画ではなく、フルサイズ高速連写で撮影した写真をリサイズしてつなげたものを用意したので、興味がある方は以下よりどうぞ。
GIFアニメーションですが、280コマで、約10MBとかなりサイズが大きいのでご注意ください。
高速連写で撮影したボンバングーさんのジャグリング
New Fact05:星空モード
星空モード、という新モードが搭載されています。
その中に、「星空夜景」、「星空軌跡」、「星空インターバル」、という3パターンの機能があります。
会場では実際に、擬似的な夜景をスクリーンに映して、それを参加者が「星空軌跡モード」に設定して三脚に固定して撮影しました。
ぼくが撮ったのはこんな感じになりました。
実際の夜空だともっときれいにとれるっぽいので機会があったら試してみたいです。
↑会場で見せていただいたサンプル写真。こんな感じでとれるらしい。
New Fact06:背景ぼかしモード
背景を3段階の強さでぼかすことができます。コントローラリングでかんたんに強弱を調整できるので便利そうです。
New Fact07:HDR(ハイダイナミックレンジ)
油彩調、ヴィンテージ調、ナチュラル、絵画調、グラフィック調、と5種類の効果から仕上がりを選べます。
といった感じの、PowerShot S120です。
気になる発売日は・・・
CANON PowerShot S120の発売日は、2013年9月27日予定のようです。
すでにオンラインショップでも予約の受付が始まっているようですね。
今回、約1ヶ月ほどモニターとしてお借りすることができましたので、ぽつぽつとレビュー記事をかいて行きたいとおもいます。
※お借りしたのはモニター機なので製品版とは異なる可能性があります。
たのしみだー。
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