スウェーデン発のオーディオブランドSudio(スーディオ)から、ANC機能(アクティブノイズキャンセリング)付きの完全ワイヤレスイヤフォンが登場しています。
2020年6月に発売された、左右のイヤフォンがつながっていない完全ワイヤレスタイプのイヤフォンです。
この「Ett(エット)」をブログでのレビュー用にご提供いただいたので、実際に使ってみた感想など、この記事で紹介します。
Sudio「Ett」はこんなイヤフォン。(デザイン・特徴)
パッケージも中身もシンプル。
ということで、さっそくSudio「Ett」を紹介していきます。パッケージはシンプルでどこかAppleっぽいおしゃれな印象を受けますね。
開封した中に入っているのは、イヤフォンの充電器本体とアクセサリー群。
イヤフォン本体とケース、交換用のイヤーピース、充電用ケーブル、紙のガイド類です。
日本語マニュアル的なものはありませんが、オーナーズガイドには基本的な使用方法が書いてあります。シンプルなので英語がわからなくても問題なさそうです。QRコードが付いていて読み込んだ先のウェブサイトでは日本語のFAQもあります。
こちらがSudio Ettの本体というか充電ケースです。このマットなホワイトが、ぼくはとても好みです。
ケースにはストラップがついていて、ポケットやかばんからも取り出しやすいかも。
あけるとこんな感じでイヤフォンがおさまっています。左右もわかりやすい形状になっているので、収納する時も迷いません。
ケースの充電については、USB-Cの端子があり、付属の充電ケーブルで充電することができます。
USB-Cで統一できるのってポイント高いですよね。
Qi規格の充電器でワイヤレス充電をすることもできます。うちにも置くだけで良いワイヤレス充電器があるので、ケーブルは使わずワイヤレス充電がメインの充電方法となりそうです。
なお、ケース本体は、フル充電するまでに80分。イヤフォンを入れたままの場合、90分でイヤフォンまでフル充電できるとのこと。
ケースのサイズですが、Apple の AirPods Pro と並べてみました。横幅はAir Podr Proの方が大きいですが、厚みなど全体的な印象はAir Pods Proの方がコンパクトな印象ですが、Ettのケースは大きすぎる、と感じることはありませんでした。Sudio Ett のマットな質感と手触りのほうが個人的には好みです。
実際に使用するイヤフォンですが、こちらもシンプルでスッキリしたデザインのイヤフォンです。中央の丸っこい部分がボタンになっていて、これは左右のイヤフォンともに同じ動作になります。再生、停止、早送りなど、すべてこのボタンで行うことができます。
操作する際に「たしか、左のボタンが〇〇で、右のボタンXXで・・・」と迷わなくて良いシンプル操作が◎です。ANC(アクティブノイズキャンセル)機能は、このボタンを長押しすればオンオフを切り替えることができます。
左右にLとRの表記もあり、カタチも左右対称なので、装着時にもケースにしまう際もスムーズに行えました。
Sudio Ett を装着したイメージはこんな感じ。耳から出る部分も目立ちすぎず、スッキリしています。
装着感も良好で、2~3時間つかってるレベルでは耳が痛くなるということはありませんでした。
交換用のイヤーピースも、サイズがXS、X、S、M、L、XL、となんと6サイズ付属しています。ぼくはデフォルトのMサイズでちょうどよかったんですが、耳に合うように調整しやすいのが良いですね。
Sudio「Ett」の音質は?
Sudio 「Ett」で実際に音楽を聴いてみましたが、1万円代後半の価格帯なりの、なかなかの高音質に感じます。傾向としては、全体的にフラットな感じで、低音がやや強めの印象を受けました。
なお、スマホに接続した際にアプリのイコライザで音質をカスタマイズできるイヤフォンもありますが、Sudio Ettにはその類のものはありません。
操作はシンプルで◎。ノイズキャンセルのオンオフはコツがいる?
スマホ等と一度ペアリングを済ませてしまえば、あとはケースからイヤフォンを取り出すだけで自動でつながるため、接続は非常にスムーズです。
ボタンが1つだけで、一度押すと再生・停止、2度押すとスキップみたいなわかりやすいシンプルな操作なところも良いと思いました。
ノイズキャンセル機能については、機能のON・OFFで2秒間ボタンを長押しする必要があるのですが、耳に入れたまま長押しすると、イヤフォンが耳に押し込まれてちょっと痛いです。なので、イヤフォンの耳からでた下の部分を指で持った状態で、ボタンを押し込むようにすると痛くないのでオススメです。
Sudio「Ett」、ノイズキャンセル機能の効果は?
この商品で気になるのはやはり、ACN(ノイズキャンセル)機能ですよね。
走行中、かなり騒がしいと思っている都営地下鉄「大江戸線」にのって、走行中に「Ett」のノイズキャンセリング機能を試してみました。
「radiko」のアプリでラジオ番組を聴いてみたのですが、最初はパーソナリティがしゃべる声がほとんど聞き取れませんでした。が、ノイズキャンセリング機能をオンにしたところ、さっきまでの状態がウソのように、パーソナリティのしゃべっている声が聴きとれるようになりました。
ぼくはいつもこの「大江戸線でラジオが聴けるか」をノイズキャンセリングのベンチマークとしているのですが、Sudio「Ett」のノイズキャンリング機能、ばっちり使えます!
価格は、17,900円(税込)なのですが、機能を考えるとよさげな選択肢なんじゃないかな、という気がします。
Sudio「Ett」のレビューまとめ
ということで、sudioのノイズキャンセリング付ワイヤレスイヤフォン「Ett」を紹介しました。
と、ぼくのなかではなかなかの高評価のワイヤレスイヤフォンです。
一応、残念な点も正直に書いておくと
かもしれません。色と質感は非常に気に入ったのですが、うっかりケースをポケットに入れていたら、ジーンズの青い色がケースに色移りしてしまいました・・・。(ぼくが悪いのですが)
Sudio「Ett」の価格、カラーラインナップ
Sudio「Ett」は、今回紹介したホワイト以外にも、ブラック、グリーン、ピンクの全4色で展開されています。
ぼくみたいにケースに色移りさせるような失敗をしそうな人は、ブラックとかが良いかもしれませんね。
Sudio「Ett」の販売価格は、税込17,900円、公式サイトでの購入は送料無料となっています。
また、ブログ用に割引クーポンを用意してもらったので、17,900円の15%オフ、15,215円(税込)で購入することができます。
Sudio 公式サイトの15% 割引クーポン
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上記キャンペーン期間中は、ギフトラッピングが無料&商品の割引があるようです。クーポンコードと併用して最大35%オフということなので、期間中にぜひチェックしてみてください。
sudio 公式アカウント
・公式サイト:https://www.sudio.com/jp/
・Twitter(日本語版):@sudio_jp
・Instagram:@sudio
・Facebook:https://www.facebook.com/sudiosweden/
Sudio「Ett」のスペック表
製品名 | Ett(エット) |
---|---|
型式 | 密閉型 |
ドライバー型式 | ダイナミック |
ボタン | 1 (マルチファンクションボタン) 電源オフ / 通話応答 / 通話終了 / 着信拒否 / 音楽再生 / 音楽一時停止 / 曲送り / 曲戻し / ANCオン / ANCオフ |
イヤホンタイプ | インイヤー 完全ワイヤレス |
マイク | ◯ (左右各2) |
重さ | 合計: 50g イヤホン単体: 5g ケース: 40g |
外形寸法 (幅 * 高さ * 奥行) | イヤホン本体: 20 x 34 x 24 mm 充電ケース: 52 x 48 x 33 mm |
音声アシスタント | ー |
防水性 | IPX5 |
サウンド | |
ドライバーサイズ | Ø10 mm |
再生周波数帯域 | 20 Hz – 20 kHz |
インピーダンス | 32Ω @ 1kHz |
出力音圧レベル | 98±3dB @ 1kHz |
接続 | |
Audio in | ー |
ワイヤレス | ◯ |
通信方式 | Bluetooth 5.0 |
通信距離 (m) | 10 m |
対応コーデック | SBC |
プロファイル | HFP V1.7, HSP V1.2, A2DP V1.3, AVRCP V1.6, DC 5V |
充電タイプ | USB |
USBタイプ | Type C |
バッテリー | |
バッテリータイプ | リチウムイオン電池 |
連続使用時間 | 6時間(ケース充電含め合計約30時間) |
スタンバイ時間 | 50時間 |
ANC + 再生時間 | 4時間(ケース充電含め合計約20時間) |
重さ (g) | イヤホン本体: 5g 充電ケース: 40 g |
バッテリーサイズ | イヤホン: 20 x 34 x 24 mm 充電ケース: 52 x 48 x 33 mm |
mAh | イヤホン本体: 50mAh 充電ケース: 500mAh |
mA | 500mA |
Wh | イヤホン本体: 0.185Wh 充電ケース: 1.85Wh |
V | 3.7V |
ワイヤレス充電 | ◯ (Qi規格) |
急速充電 | 15分急速充電で1時間再生可能 |
フル充電所要時間(分) | イヤホンのみ: 60分 充電ケースのみ: 80分 イヤホン+充電ケース: 90分 |
最低/最高 動作環境温度 | -20℃ – 50℃ |
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