自宅にホームシアター。
昔から憧れはあったものの、なかなか手が出せずにいました。
以前に手頃な価格の5.1chのサラウンドスピーカーとかを買い揃えたりしたことはあったものの、ホームプロジェクターは未体験だったんですよね。
そんなぼくですが、今回、reviews(レビューズ)の企画でBenQさんのホームプロジェクター「HT3050」という機種をモニターとして3週間ほどお借りすることができました。
この製品を使ってみた感想・レビューをお届けします。
手元にモニターとして届いた製品がこちらの「HT3050」です。
前面のシャンパンゴールドカラーのパネルがカッコイイですね。
重さは約3.3kg。「軽っ!」って感じでもないですが、設置の際に持ち運ぶのはわりとラクです。
本体以外には、クイックスタートガイドに、マニュアルの入ったディスク、電源ケーブルとリモコン(単4電池2本付)が付属しています。
レンズ部分の保護キャップはストラップでつながっているので、無くすことはなさそうです。ぼくはすぐモノをなくすので助かります。
本体を上からみるとこんな感じ。まるっこくて可愛らしいデザインですが、パネルのカラーが上品なゴールドなので高級感も感じます。
焦点距離やレンズの角度、投影サイズの拡大縮小は、この本体レンズ上部のところをパカっとあけて調整できます。
60~300インチの大きさまで映すことができるそうです。
本体上部に一通り操作用のボタンが付いています。
ですが、まあ、リモコンでの操作がメインとなりそうですね。映像や音声のモードを切り替えたり、スピーカーのボリューム、投影映像の調節などいろいろできます。
なにかしらボタンを押すと光るので、暗いところでの操作もスムーズにできそうです。プロジェクターを使う際は暗い部屋でつかうことが多いでしょうからありがたいです。
背面には電源ケーブルや入力ソース用の各種インターフェースと左右にスピーカー。
・HDMI端子(v1.4a)x2(うち1系統はMHL対応)
・コンポーネント端子(RCA)x1
・ビデオコンポジット端子x1
・ミニD-sub15ピンx1
・オーディオRCA端子(L/R)x1
・オーディオミニジャックx1
という構成です。いろんな機器からの映像を映し出すことができます。
ということで
さっそく試してみました
野球やサッカーの試合中継を投写して楽しんでみました。いやこれスゴイですね。
2~3mくらい離れた距離で投写したのですが、約90インチの大画面が自宅の壁に!大迫力。
普段、自宅では40インチのTVで楽しんでおり、けっして小さいTVではないのですが、さらに大きな画面で観るとやはり、臨場感がハンパない!
しかも本体に内蔵されたステレオスピーカーの音もかなり良いですね。
大画面で鮮明な映像と、臨場感あふれるサウンド。
まるで球場やスタジアムで応援しているかのような、没入感がスゴイです。
スポーツ観戦に没入できる理由
今回お借りした「HT3050」ですが、「液晶方式」ではなく「DLP」方式のプロジェクターです。
「DLP方式」のプロジェクターは、「液晶方式」と比べると表示反応が早いため、残像感が少ないんだそうです。
なるほどそれでスポーツ中継を観ていても、まったく違和感なく映像に集中できるんですね。
加えて臨場感を高めてくれるのがそのサウンド。
高音質のチャンバー型スピーカー(10W)が2台内蔵されているので、別途スピーカーを用意しなくてもこれだけ臨場感ある音声が楽しめるわけですね。
重低音も強化されていて、かなり迫力ある音ですよ。
友だちや家族とわいわい言いながら好きなチームの応援するのは、絶対盛り上がりますねー。
映画やゲームも大迫力。
スポーツ以外も試してみようと「Amazonプライムビデオ」を使って、映画を観てみました。
映画も普段のTVよりも数倍大きな画面で観ると迫力が違いますね。
ちなみにこの「HT3050」は、Rec.709というカラーマネージメントの国際基準規格に対応しており、映画製作者の意図した色で映像表現をすることが可能になっているそうですよ。
野球ゲームも大画面だと迫力がハンパないですね。自宅で大勢で遊ぶのも盛り上がりそうです。
気になっていたのは遅延の問題。
プロジェクターを使ってゲームを遊ぶ場合、操作と映像とに遅延が生じる、と聞いたことがありました。FPSのようなタイミングがシビアなものだとどうか分かりませんが、アクションゲームやスポーツゲームを楽しむ分には特に問題を感じなかったです。
ゲームを写して遊ぶのもぜんぜんアリだと思います。自宅でゲーム大会とかやっても活躍しそうです。
接続はとてもカンタン。
「HT3050」の接続はカンタンで、使いたい場所に設置して電源ケーブルを接続。
それから投写したい機器と「HT3050」を接続して電源を入れれば、だいたいOKです。
あとはピントを合わせたり、歪みを微調整するくらいでしょうか。
ぼくは今回ノートパソコンや「PlayStation 4」をHDMIケーブルを使って接続して楽しみました。HDMIは映像も音声も1本のケーブルで接続できて便利ですね。
また、「HT3050」の2つあるHDMI端子の1つはMHLに対応しているので、専用のケーブルがあればスマートフォンの画面を映し出すことができます。
が、あいにくぼくは持っていなかったのでGoogleの「Chromecast」を試してみました。
「Chromecast」本体をHT3050の背面に接続。「Google cast」というアプリでスマートフォンの画面をそのまま投写することに成功しました。
上で紹介した野球やサッカーの中継は、スマートフォンで契約しているサービスを投写して楽しんだものです。
投写したい壁の真正面に設置できないんだけど・・・?
さてこの大迫力のプロジェクター、利用の際に気になるのは設置場所、どこに置くかですよね。
壁に投影するにしても約1.6mくらいは距離をとらなければいけないし、その壁の正面にはソファ置いててプロジェクター置けないし・・・みたいなケースもあるでしょう。
でもこの「HT3050」は「台形補正機能」がついていて、設置可能な範囲、けっこう広いんですよ。壁の正面に置けない、という悩みを解決してくれるかもしれない。
例えば
壁に対して、ななめに設置した場合↑こんな状態になったりしますが、
「台形補正機能」で微修正してあげると・・・
ここまできれいに調整することができました。壁・スクリーンに対してまっすぐに設置できない場合でも存分に楽しめます!
↑こんな感じでかなり設置範囲が広いんです。
使いたい壁の真正面に設置できなくとも、わりとなんとかなります。「台形補正機能」、便利です。
ということで
BenQさんのホームプロジェクター「HT3050」を3週間ほどお借りして使わせていただきました。
プロジェクター専用のスクリーンではなく自宅の白い壁に投影して楽しみましたが、十分に満足行くクオリティでしたね。
モニター期間中は、上記のようにスポーツ中継、映画やゲームなどを楽しむほか、通常のテレビ番組もすべて「HT3050」を使って観ていたほどにホームプロジェクターのある生活、すっかりハマってしまいました。
モニター期間が終わってしまい、返却しなければいけないのがとてもさみしいですねぇ。
「HT3050」で観るスポーツ中継は、本当に迫力満点、臨場感ある映像とサウンドですよ。
特にひいきのチームがある方にはオススメです。
興味のある方は、ぜひ製品情報の詳細をチェックしてみてください!
アンバサダープログラムも!
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