【AD】だから作業が捗るぞ!デザイナー向けディスプレイ BenQ「PD2700Q」レビュー

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デザイナー向けディスプレイ BenQ「PD2700Q」
この記事は、reviews(レビューズ)より依頼した企画です。

以前、BenQのプロジェクターをモニターレビューさせてただいたのですが、今回は同社の液晶ディスプレイ「PD2700Q」を、記事広告としてレビューさせていただくことになりました。

BenQのディスプレイについてですが、昨年冬に「SW2700PT」というカラーマネジメントができる液晶ディスプレイのレビュー企画が行われていて、そのブログ記事などを読んでいました。

その企画では、レビューで体験したブロガーの方々がモニター製品を気に入りすぎて、レビュー期間終了後に次々と自腹で購入していく様子を目の当たりにし、いいディスプレイを作っているんだろうなあ、という印象を持ちました。

それでBenQの液晶ディスプレイには良いイメージがあって、別の商品ですが今年の3月に「GW2760HS」というBenQのディスプレイをぼくも購入しました。

GW2760HS」については、27インチの大きな画面に加え「フリッカーフリー」という目のつかれを軽減する機能が気に入っており、現状、かなり満足していたところです。

しかし、今回「PD2700Q」がレビュー用に手元に届き、さっそく使って見たところ、「GW2760HS」とは異なる価格帯の商品とはいえ、さらなる快適さにびっくりしています。

これは、ほしいぞ・・・。

ということで、前置きがかなり長くなりましたが、「PD2700Q」が実際にどんな商品か紹介したいと思います。

目次

BenQ「PD2700Q」ってどんな製品?

PD2700Q

メーカーサイトより、製品の特長はざっくりとこんな感じです。

・27インチ、2560×1440(WQHD)
・IPS技術によるカバー率100%のRec.709およびsRGB
・DualView(デュアルビュー)機能と暗室(ダークルーム)モード
・詳細で正確なデザインを可能にするCAD/CAMモードとアニメーションモード
・ディスプレイ設定をカスタマイズできるディスプレイパイロットソフトウェア
・ピボット・高さ調整機能/アイケア(フリッカーフリー・ブルーライト軽減)

ざっと上記を見たときに、27インチの大きな画面とフリッカーフリー搭載、というのは、今使っているディスプレイもそうなので、まあ便利なんだろうな、とは思いました。さて、それ以外の実力やいかに。

「PD2700Q」を実際に設置してみた

箱から取り出したした「PD2700Q」がこちら。

BenQ「PD2700Q」

27インチの大画面なので、やはりそこそこ大きいです。外形寸法は、「641.0 x 417.3〜547.3 x 239.6‎」(mm)。

BenQ「PD2700Q」

左が「GW2760HS」、右が「PD2700Q」。「PD2700Q」の方が奥行きがある。

「GW2760HS」と比較して、けっこう奥行きがあるなあ、と思ったのですが、それには、理由がありました。

実は背面にヘッドフォンをかけることができるフックがついています。

BenQ「PD2700Q」

これまで、そういったディスプレイを使ったことがなかったのですが、これはあると地味に便利ですね。

BenQ「PD2700Q」

ぼくは深夜にパソコンで動画を観ることが多く、その際ヘッドフォンを使って視聴しています。ヘッドフォンを使わないときは机の上に置きっぱなしにしてしまい、作業スペースをせまくしていたので、ディスプレイの裏にかけておける、というのは目からウロコでした。パソコンでゲームを遊ぶ方なんかにもうれしい機能でしょう。置き場所が決まっていれば、「ヘッドフォン、どこに置いたっけ?」という探す手間も減らせそうです。

ディスプレイの高さ、角度、傾き調整が可能

本機はディスプレイの高さ、傾き、首振りの角度も調整できるようになっています。

BenQ「PD2700Q」高さを調節可能

画面の高さを調節可能。

BenQ「PD2700Q」

画面の傾きを調節可能。

BenQ「PD2700Q」

画面の首振りにも対応。

自分の使いやすい位置、角度に画面を細かく調整できるのはとても便利です。快適に作業ができるだけでなく、疲れの軽減にもなるんじゃないでしょうか。

画面を縦にして使える

さらに、画面を90度縦向きに回転できる「ピボット機能」を搭載しているのも大きな特長です。

BenQ「PD2700Q」

ピボット機能で画面を縦にもできる。

単体ではあまり縦向きで使わないかもしれませんが、デュアルディスプレイにして片方を縦向きで使用というのはよくありそうです。

ウェブサイトを縦長に表示し、全体をひと目で把握できたりします。縦置きのほうが、一度で多くの情報を閲覧できる、というのを好んで使う方も多いですよね。

BenQ「PD2700Q」

縦長のサイトでも、ひと目で全体を確認できる。

縦にウェブサイトを2個並べても、良さそうですね。また、設置スペースの点でも、横向きに設置するよりも、幅が狭くても済むというメリットも生まれます。

入出力について

BenQ「PD2700Q」入力端子

背面の入出力端子は、電源以外にHDMI、Display Port、miniDPの3系統の入力端子があります。加えて、ヘッドフォンジャックが1個、USB2.0(2 downstream, 1 upstream)‎があります。upstream側をパソコンとUSBケーブルで接続し、2箇所のdownstream側にマウスやキーボード等のUSB機器を接続して使うこともできます。

1W×2のスピーカーも内蔵されており、外付けスピーカーがなくても、ディスプレイの背面から音楽や動画の音を出力することが可能です。音にこだわる方は、外付けスピーカーやヘッドフォンを接続しましょう。

実際に、作業机に設置してみた。

BenQ「PD2700Q」

実際に「PD2700Q」を自宅の作業机に設置してみました。ぼくは普段このスペースで、ウェブサイトのデザインをしたり、プログラムを書いたり、写真の編集や、ブログを書いたりしています。

右に並んでいるのは13インチのMacBookで、HDMIケーブルで本機と接続してデュアルディスプレイとしました。27インチの「PD2700Q」はやはり大きいですね。ディスプレイの奥行きがある分、設置直後はやや圧迫感を感じましたが、すぐに慣れました。

くっきり画面、広い作業領域がすごく見やすい!

設置した「PD2700Q」で実際に作業をしてみると、とにかく画面の見やすさ、作業領域の広さにびっくりしました。

現在、所有している1920×1080のフルHDから「PD2700Q」のWQHD(2560 x 1440)に解像度が変わったところで「そんなに変わらないよなあ」と高を括っていたのですが、全然違いました。ごめんなさい。

作業領域の広さが段違いです。

BenQ「PD2700Q」

ウェブサイトのデザインを作るときに、Photoshopとあわせて参考サイトをブラウザで表示したり、ワイヤーフレーム(設計図)をならべて表示したり。

デザインをhtmlやCSSでコーディングしてウェブサイトに仕上げる際に、デザインとプレビュー、プログラムを書くエディタソフトや原稿の資料を並べて表示したり。

フルHDのディスプレイでもそこそこ並べて表示できていたのですが、こう作業領域が広いと1つ1つのウィンドウが大きく、表示できる内容が多くて、とても作業がやりやすかったです。

BenQ「PD2700Q」

こちらは「Lightroom」という写真管理・編集ソフトですが、一覧できる写真の枚数を多く設定でき、ブログに使う写真選定や、編集の作業が捗ります。

あらためて計算してみると、画面のドット数で言えば、フルHDとWQHDでは約1.78倍の情報量に増えたことになります。そう考えると、そりゃあもう広い画面で作業できるようになりますよね。

細かい部分もくっきりと、文字もにじみなく表示され、表示される文字を読む際も、コードを書く場合も、とても使いやすいです。

好きな画像モードに設定しよう

「PD2700Q」は多彩な「画像モード」を搭載し、用途や好みに合わせて最適な設定に変更することができます。変更する場合は、ディスプレイの画面の縁右下の裏にあるボタンで操作します。

BenQ「PD2700Q」

デフォルトのメニューは英語でしたが、日本語表示にも変更できました。

画像モードは「標準」モード以外に、「Rec.709」、「sRGB」、「CAD/CAM」、「デザイン」、「ブルーライト軽減」、「暗室」、「エコ」に加え、細かな調整を自分で行える「ユーザー」が選べます。

例えば、「Rec.709」モードはハイビジョンテレビの色域の国際基準である「Rec.709」に忠実に色を再現するモードです。「CAD/CAM」モードは、「CAD/CAM」ソフトを使う場合にコントラストを強調して作業しやすくするモードです。自分の作業に合わせて、使いやすい「画像モード」を切り替えて作業を行いましょう。

2つの画像モードが同時に使える「デュアルビュー」。

また「デュアルビュー」という珍しい機能も「PD2700Q」に搭載されています。

最初にその名前を聞いたときは、「左半分はMac、右半分はWindows」、のように2台のパソコンから1画面に映像を表示できる機能かと思ったのですが、違いました。表示できる入力ソース(パソコンなど)は1つだけです。

「デュアルビュー」は、何ができるのかというと、画面の左半分、右半分で異なる「画像モード」が利用できる機能です。

デュアルモード

左半分が「sRGB」モード、右半分が「CAD/CAM」モード。

ウェブデザインの仕事だと、基本的に「sRGB」のみで行うため、それほど使う機会は多くなさそうですが、CADや3Dモデリングの作業では大活躍しそうです。

BenQ「PD2700Q」

BenQ「PD2700Q」

例えば、左半分を「sRGB」モードで完成イメージを表示させておきつつ、右半分は「CAD/CAM」モードに設定。設計図の線をくっきりと表示させ、効率よく作業ができそうです。

英語ですが、設定方法などを紹介する動画は以下より。

その他、気になる機能として、やっぱり画面のちらつきを押さえる「フリッカーフリー」が目が疲れづらくてとてもいいです。

BenQの「フリッカーフリー」のディスプレイを使いはじめて、ディスプレイを選ぶ際にはこの機能はぼくの中では必須項目となりました。

試用しての感想。

「PD2700Q」の実売価格は、記事執筆時点で49,000円前後。同じ27インチの「GW2760HS」を購入してまだ3ヶ月だし、価格も倍以上違うんですが、これはもう「PD2700Q」に買い換えてしまおうかな、とかなり気持ちが傾いています。

今回の「PD2700Q」の試用を通じて、WQHDの解像度での広い作業領域および、細かな高さ・角度調整ができるディスプレイは、格段に作業効率があがると実感できたからです。

設定変更をする時のコントロールボタンが背面でやや押しづらい、という点に不満はあるのですが、それ以外は大満足。

デザイナーのみならず、デザインデータを元にプログラムを書くエンジニアの方や、写真の編集をしながら同時に文章を書くブロガーの方にも、特にオススメしたいディスプレイです。作業効率の改善を考えているクリエイターの皆さん、ぜひBenQ「PD2700Q」、チェックしてみてください。

メーカー商品ページ

製品URL

PD2700Q http://www.benq.co.jp/product/monitor/pd2700q/

「PD2700Q」お取扱い店舗

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「BenQアンバサダープログラム」 について

「BenQ」の新製品に関する情報や、アンバサダー限定のイベントやモニター企画などの情報をいち早く受け取れる「BenQアンバサダープログラム」というのがあります。興味がある方は、こちらも以下よりチェックしてみてください。

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